真皮しわが加齢しわだ
しわには3種類があると言われています。
表皮しわ(乾燥しわ)
表情しわ
真皮しわ(紫外線しわ)
ここでは、一番の問題と思われる真皮しわについて取上げます。
詳しくはこちらの記事「シワが取れる」をご覧ください。
真皮しわは、紫外線のUVAという3種類の紫外線の中でも一番波長の短い紫外線によって、引き起こされます。
紫外線には、UVB、UVCというものがあり、順番に波長が長くなります。
UVBは、皮膚がんや、白内障を引き起こすと言われています。
UVAは波長が一番短いために、肌の奥まで届きます。
そのため、真皮に大きなダメージを引き起こすのです。
真皮は、主にコラーゲン、エラスチン線維、ヒアルロン酸などの成分で構成されています。
つまり、これらの成分がUVAによって傷つき壊れてしますのです。
そして、壊れた成分が、再び修復、再生されないと真皮に凹凸が出来、深いしわとなってしまうのです。
これが、真皮しわの発生メカニズムです。
ここで、一言、言っておきたいことは、だからと言って太陽光に浴びなければ良いということではありません。
太陽の光りは、人間の生命か活動において非常に重要な役割を果たしているのです。
ですから、健康に生きたいのであれば、太陽光は浴びなければなりません。
このことは、絶対に忘れないで欲しいです。
ただ単に、しわになりたくないから、しみを作りたくないから太陽光に当たらないというのは、本末転倒です。
太陽光は、人間にとって、必要不可欠なものなのです。
たとえ、しわやシミが増えてもですw。
これから、お話する対策を取れば大丈夫ですから、安心して日光浴を楽しんで下さいね。
しわを取るには体の中から
では、そのしわを取るにはどうしたら良いのか?
それは、真皮しわとなってしまった原因を取り除いてあげれば良いのです。
つまり、真皮が修復、再生できなかったから、しわになったのだから、常に修復、再生を実行できるようにしたあげれば良いのです。
そのためには、どうすれば良いのか?
そう、しわ取りのトリガーとなる成長ホルモンを十分に分泌させてあげれば良いのです。
そのトリガーによって、コラーゲンが修復、産生されます。
成長ホルモンを十分に分泌させるにはどうすれば良いか。
私のお勧めは、α-GPCを摂ることです。
こうすることにより、確実にコラーゲンは修復、産生されます。
食事の注意点
栄養は、バランスの良い食事をしていれば、特に問題はありません。
女性の方は、タンパク質不足にならないよに、肉、魚も十分に摂りましょう。
男性の方は、ビタミン不足にならないように、野菜、果物を摂りましょう。
特に、何かをおお目に摂る必要はありません。
記事「目の下のたるみ」も参考にしてください。
しわとかたるみを取るのは、最終段階です。
先ず、肌がすべすべしてきて、ハリが出ています。
その後、表皮の新陳代謝が盛んになったため、表皮がどんどん入れ替わりシミがどんどん薄くなりやがては消えてしまいます。
最後の最難関が、しわとたるみの解消です。
気長に努力を続けましょう。
フェイスマッサージと運動
顔のマッサージは賛否両論
血行やリンパ球の流れをよくするためには、マッサージは大切です。
肌をマッサージをすることにより、刺激が与えられ、リンパ球の流れが良くなると、むくみや炎症を早く回復することができます。
血行が良くなれば、栄養分も補われ、肌の修復につながります。
ですから、マッサージは基本的には良いことです。
但し、やり過ぎないことです。
極端に強く皮膚を押したり、擦ったりしないようにすることです。
皮膚組織を傷めるよなマッサージはいけません。
顔の筋力を鍛えて弛みを抑える
顔の筋肉が衰えると「たるみ」が発生します。
加齢とともに筋肉量が落ちてくるのが「たるみ」の一因です。
顔の筋肉は、皮膚についています。
ですから、顔の筋肉が劣化すると弛むのです。
特に目のしたの皮膚は薄く、たるみ易いので、弛みが目立つことになります。
ですから、顔の筋肉を鍛える必要があります。
表情筋の鍛え方
表情筋を鍛えることが必要です。
大きな動きで、顔の表情を作り筋肉を使いましょう。
目を強く閉じて、ほほもいっしょに吊り上げます。
今度は、目を大きく開けて、ほほを口や顎を利用して下にひっぱり下げて、伸ばします。
横に、右、左に口と顎をゆがめ筋肉を片側は縮め、反対側は伸ばします。
この運動を10セット繰り返して下さい。
表情筋を鍛えると、同時にしわを発生させてしまうという説があります。
私は、筋肉を鍛えてシワになることはないと思うので、気にする必要はないです。
1日10回程度のトレーニングで表情シワができてしまうことはありません。
成長ホルモンさえ出していれば、修復してくれるのでしわになることはないでしょう。
皮膚の寒暖の効果
皮膚を暖めたり、冷やしたりすると細胞が活性化され、効果的です。
冷たい空気にあたっていると、皮膚の細胞分裂が促され、新陳代謝に効果があります。
また、暖めると、ミトコンドリア系のDNAが活性化し、血流も良くなるので、壊れた細胞の修復が活性化されます。
お風呂に入った時に、タオルなどでしばらく(5分程度)顔を暖めてあげると良いでしょう。
その時、目もいっしょに暖めると目の疲れも取れて一石二鳥です。
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