爬虫類も長寿
ニュージーランドだけに生息するムカシトカゲは、全長610mm、体重1kgほどで、姿は他のトカゲに似ているもののトカゲ類とはかなり異なる系統の爬虫類で、約2億年前の恐竜時代に多くの種を擁したグループの唯一の生き残りです。
現代のトカゲとも、もっとも近縁なヘビとも構造が異なるため「ムカシトカゲ目」に分類されている。
ムカシトカゲも脊椎動物では最長クラスの寿命を持ち、100~200年ほど生きると見られています。
爬虫類にはご長寿が多く、100歳超えはざらであるが、御年111歳にして初めてパパになったというムカシトカゲもいるから驚き。
爬虫類も哺乳類も200年以上生きる動物がいます。
人間も少なくとも200年以上は生きることが可能ではないでしょうか。
●3つ目を持つ動物
ムカシトカゲは3億年前から存在しているが、トカゲともヘビとも特徴が似ていないため「ムカシトカゲ目」に分類される由緒正しいは虫類で、頭頂眼(とうちょうがん)と呼ばれる第3の目を持っている。
「不思議な動物!」と思うかもしれないが、頭頂眼はカマキリにもあるし、人間の脳にも痕跡と呼べる「松果体(しょうかたい)」がある。
人間の遠い祖先も「3つ目の動物」だったのだ!
松果体とは
脳の中心部に位置する松果体(松果腺)という部位は、大きさは8mm〜9mmで、グリンピースぐらいの大きさです。
松の実の形に似ていることからこの名前がついていて、一般的には、睡眠を司り抗酸化や免疫機能などの働きをするメラトニンというホルモンが分泌される場所として知られています。
加齢とともにメラトニン分泌量が減少するため、年を取るとあまり眠れなくなるのですね。
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