ヒハツとは
コショウ科のツル性木質植物のヒハツ。
胡椒と同様に乾燥させて粉末にしスパイスとしてよく利用されます。
冷え性や高血圧を改善すると言われ話題になっています。
ヒハツ効果は血管拡張か、それとも毛細血管の増加なのか?
テレビで大桃美代子が、ヒハツを10日間体験する番組が嘗てありました。その結果では、明らかに大桃さんの毛細血管は増加していました。今でも、youtubeにアップされていますので興味のある方はチェックしてください。
ヒハツにより、毛細血管が増殖することは確かなようです。
一方、血管拡張するという情報は多いのですが、血管拡張したというデータはなかなか見つかりません。言葉が勝手に独り歩き知ているのかもしれませんね。
ヒハツの有効成分は、辛み成分のピペリンと考えられている。 ピペリンが血管を拡張して血流量を上げ、皮膚温を高めるようだ。
このような血管を拡張させ血流量を上げ云々という表現が蔓延している。私は、本当なの?って疑問に思っています。
さて、血管が拡張するかどうかは別にして、ヒハツが毛細血管を増やすことによって血流を良くしているのは確かなようです。
毛細血管が増えて、体の隅々まで栄養や酸素を送ってくれることは、健康にはとてつもなく良いことです。
アンチエイジングだけでなく、健康増進、美容にも長寿にも役立つに違いありませんね。
ヒハツは、沖縄やインドなどの南の地方の植物のようで、沖縄の人が嘗て日本一の長寿県だったこともこのヒハツと関係しているのかも知れません。
ヒハツの高血圧症改善は収縮期だけ
高血圧の値には、高い方の値と低い方の値の2つがる。それぞれ収縮期血圧、拡張期血圧と呼ばれる。
ヒハツを飲む前の私の血圧は、だいたい上が210で下が110だった。飲みだすと上が180まで下がったのだが、下は110のままだった。
先ずは、上が30も下がったことを素直に喜びたい。
で、下が何故下がらないのか。
もし、ヒハツが毛細血管を増やすだけで、血管を拡張させていないとしたら容易に説明がつく。
つまり、上が下がったのは、毛細血管が増えて、供給経路が新たに増えたため、今までよりも容易に血圧をそこまで上げなくても供給することができるようになたために、上の値が大幅に下がった。
一方、下の値は、もしも、血管が拡張しているのなら、低い圧でもそもそも流れやすくなっているのであるから、下の圧も下がっても良いのではないか。なのに、何故か下の値は全くと言っていいくらい下がらない。もしも、最低圧力を決めているボトルネックの部分に拡張があれば、下の値は下がらなければならない。すなわち、少なくともボトルネックに当たる部分の血管は拡張してはいないと考えられる。
これで、血管が拡張していないと言うのは早計だろうが、少なくとも全般に血管が拡張したという現象は見られない。
だから、私は、ヒハツの効用は、毛細血管の増殖効果であると主張する。
拡張ではない。
そして、私は、拡張より、増殖の方がよっぽど嬉しい。何故なら、その方がよっぽど健康増進に繋がらるのだから。
冷え性や高血圧は目に見え感じるヒハツの改善点ですが、その他の改善の方が多いと思う。
若者に拡張期高血圧が多く見られる。一方、高齢者は、下が低い人が多い。つまり、私は、若返っているね。高齢者が下が低い人は問題がり、心臓を含めて臓器の機能低下ではないかな。下の値が低すぎる人は心配した方が良いでしょう。
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