先ずはコラーゲン
お肌の張りを保つには、コラーゲンが必要なことは今では皆が知っている。
そして、お肌のコラーゲンは、40歳を過ぎた辺りから減少する。
そう、それがお肌の弛みとシワの序章。
そのコラーゲンの増産方法については、私は他の記事で既にいろいろ述べているのでそちらを参照願いたい。
「一言でいうと、増産のトリガーとなるたんぱく質(FGF)を真皮まで届けてあげれば良い。」
さて、増産が出来たとして、それだけでは残念ながらお肌の張りは戻らないのだ。
クロスリンクが必要
コラーゲンは、螺旋状の直鎖の高分子で、言わば、捩れた糸である。
糸がただ単に並んでいるだけでは、そこには弾性は生まれない。
それらが、前後、左右、そして上下に手を取り合って、結び合うことによって初めて弾性が生まれる。
ナイロンストッキングも互いに絡み合い面となって、初めて弾性を生じる。一本、一本のナイロンにはそれ程弾性はないのだ。
すなわち、お肌の弾性を取り戻すには、コラーゲンのクロスリンキング(架橋)が必要なのだ。
では、どうすればクロスリンキングができるのか
それは、ズバリ、紫外線を浴びるとできる。
だが、そう単純な話ではない。
クロスリンキングには、酵素による架橋と、糖化による架橋があり、それぞれが逆の効果をするらしいのだ。
ここでは、紫外線を浴びるとできる。しかも、どちらもできるらしいと言うに留めておきたい。
以上、では、また。