成長ホルモンの歴史
成長ホルモン注射はいつから
成長ホルモン注射の歴史は半世紀以上遡る。 1956年 ヒト成長ホルモンが下垂体性小人症に有効なことを初めて証明され、治療に使用されるようになった。
1 988年 遺伝子工学による成長ホルモンの実用化始まる。 現在のように、小人症の治療以外に使用されるようになって、30年が経過している。
30年間、皮下注射を続けている人がいると思うので、是非とも、現在の状況を教えて欲しいものである。
わが国における成長ホルモン(GH)治療は、1975 年に成長ホルモン分泌不全性低身長 症(当時は、下垂体性こびと症)に対して認可されて以来、30 年以上の歴史がある。 その 間GH治療の適応は、ターナー症候群(1991 年GH分泌不全を伴い 0.5 単位/kg/週、1999 年GH分泌不全のしばりとれ 1.0 単位/kg/週)、 小児慢性腎不全性低身長(1997 年)、軟骨 異栄養症(軟骨無形成症、軟骨低形成症:1997 年)、HIV 感染症による消耗症候群(1999 年)、 プラダー・ウィリ症候群(2002 年)、成人成長ホルモン分泌不全症と拡がった。 わが国の老化防止目的の成人成長ホルモン注射の歴史は浅い。
注射の仕方
処方せん医薬品に分類されています。入手にあたっては、医師の診察と処方が必要です。 医師に指示された投与量を示すダイヤルを設定して、お腹や足などに自己注射しますボタンを押せば一瞬で注射されます)。 週に少ない人で3回、多い人で5回注射します。注射の針はインスリンと同じ極細の針ですので、注射時の痛みはほとんど感じません。
アメリカの実情
アメリカは成長ホルモン注射の先進国です。 アメリカでの臨床試験では成長ホルモン注射によって10歳以上の若返り効果が証明されています。 さらに成長ホルモンの注射によって寿命が延ばせることも証明されています。 あらゆる器官が再生、修復されるのですから、寿命は延びます。
現在、400万人以上のアメリカ人が成長ホルモン注射を打っています。 アメリカのセレブな芸能人の多くが成長ホルモン注射を高額なお金を払って打ってもらうというのは有名な話です。 スポーツ選手の摂取は、ドーピングの対象になるようです。
私は注射は推奨していません。 自己生成能力を低下させる恐れがあるからです。 注射を止めたら、途端に老け込んでしまいます。 サプリから始めることを推奨します。
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