何がゴースト血管だ?
アホか。
幽霊(Ghost)血管など存在しない。
起こっている現象は、使えなくなった血管が消滅しているということ。まるで、木の枯れた枝が折れたり、朽ち落ちたりするように。
それをゴーストなどと呼ぶな。事の真実を見失う。存在していた血管が消滅しているのだ。
カテーテル治療についてご存知の方も多いと思う。血管の詰まり、つまり、脳梗塞や心筋梗塞を予防する手段として現代医療で結構採用されている。その反対にこのカテーテル治療で、毛細血管を塞ぎ血管を消滅させるという治療法がある。これは、がん細胞への栄養供給を遮断しようと言う目的で行われている。
カテーテルを使って溶剤を送り、ある経路の血管を塞ぐとその先の毛細血管がやがて自ら消滅してしまう。このように使用しなくなった(できなくなった)血管は自動消滅する性質がある。
加齢とともに毛細血管は減少
40歳を過ぎると、徐々に毛細血管は減少してくると言われている。
何故だろうか?
その原因の一つに、この毛細血管の詰まりによる消滅があると私は思う。
では、一体、何が血管を詰まらせるのか?
先ず、老廃物を考えるのは普通であろう。
あくまでも私の場合、私の感じなのだが、尿酸結晶が血管を詰まらせている気がしてならないのだ。私は、極度の重症痛風患者です。痛風痛が何ヶ月も続くし、その発症は季節を問わない。血中の尿酸値は常に高く、私の関節という関節の骨の表面には、多分、尿酸結晶が厚くこびり付いていて黄色くなってしまっているに違いない。
その痛風痛の代表的な足の親指の先は、冷たすぎて痛いくらいの末端冷え性状態になっている。この冷え性は、毛細血管の消滅のため、栄養、酸素が送られずに生じているのではないかと考えられる。他の部分はどうかと言うと、例えば手の人差し指や小指、親指なども同じ現象になっている。痛風痛のその先の部分は、共通して末端冷え性になっているのだ。触ると、正に氷のように冷たいw。
加齢による毛細血管の減少の主な原因は、このような老廃物などによる血管のつまりではないだろうか。
私は、そう思っている。
そして、この事は、高血圧とも深く関係しているに違いない。
末端冷え性部位の悲鳴が聞こえる
そう、死に直面している末端部の組織は、酸素をくれ、栄養をくれとまるで悲鳴を挙げているように思える。このままでは、死んでしまう。助けてくれと。
その要求に答えるために、交感神経は、血圧を上げているのではないか。
栄養と酸素を末端に送るために血圧を上げているのでは、ないか。
でも、血圧を上げても、上げてもなかなか届かない。何故なら、毛細血管という道がないのだから。
それでも、当座の対応としては、血圧を上げるしかない。
高血圧の危険性は言うまでもない。確実に脳溢血、くも膜下出血の恐れが高まる。これは、何よりも重大な人の生死に関わる問題だ。
つまり、痛風問題を解決することは、今の私にとっての最重要課題で、至上命令なのだ!!
ああ今朝も、末端からの悲鳴が聞こえる。