ダウンエイジング (Rejuvenating)

Antiaging 時代は終わった。今や、ダウンエイジング(Rejuvenating)時代だ。何故なら、全ての細胞、器官は再生可能だ。即ち元来、人には若返る力がある。だから将来、不老不死の時代になるという人も居る。多分そうなるに違いない。

歯肉の出血

何故、出血するのか

 

それは、歯周病だから。

 

病名としては、初期の頃は歯肉炎と呼びますが、原因は同じで歯周病菌です。

呼び名が違いますが、それは単にその程度によって呼び名を変えている慣習と言っても良い話でしょう。

 

歯周病を患うと、ちょっとした刺激で歯肉から出血をします。

歯ブラシなどのちょっとした刺激で、血が出る時は、歯周病に罹っている証拠です。

しかも既にかなり進行していると考えられる。

 

出血は、毛細血管の損傷によって起こる。

この毛細血管は、正常な状態のものではなく、病的な毛細血管と思われます。

 

正常な毛細血管の場合、歯ブラシ程度の刺激ではこのような出血に繋がるとはない。

それが証拠に、健康な歯茎の人は歯ブラシくらいで出血することはありません。

健康な歯茎の人は、毛細血管が歯肉に張り巡らされています。

だからこそ、健康な歯茎が保てているのです。

 

歯周病の人は、何らかの理由で毛細血管が異常な状態になってしまっています。

 

そのメカニズムは、分からないが、歯周病菌が関係していることは間違いないでしょう。

 

歯周病菌を退治するために、毛細血管を張り巡らせて免疫細胞を送り出すので、毛細血管が歯肉に増えてくる。

そのため、歯茎から血が出るのだと言う説があります。

私は、毛細血管の量が増えたから出血しているのではなく、何らかのダメージを毛細血管が受けたか、病的な毛細血管が生成されてしまったために出血しているのだと考えます。

 

さて、歯周病細菌を殺すために出動した免疫細胞が歯周病菌を殺してくれないと言うどうしよもない問題があります。

何故か、それは歯周病菌が免疫細胞にとって天敵であるからです。

歯周病菌の餌は、たんぱく質である。

そして免疫細胞はたんぱく質でできているので、食われてしまうと言う弱点を持っている。

そのため、頑張って退治しようとしたけれど、返り討ちにあってしまう。

( 退治する方法は、以前のブログで書いていますので参照してみてください。)

 

そして、悪いことに歯周病菌は、更に伸びてきた毛細血管の中に入り込む。

理由は餌を求めてかも知れない。

これらの過程で、毛細血管は損傷し、破れやすい状態になってしまっているのではないかと推測しています。

 

さて、このような出血は、歯周病が治ってくると出なくなる。

歯周病患者にとって、それは完治の一つのバロメータ、指標となります。

 

硬めの歯ブラシで磨いても血がでなくならなくてはダメです。

一般的には、歯や歯茎を傷つけたり、痛めたりしないように柔らかい歯ブラシで歯磨きをするのが良いとされている。

歯周病患者には、血と一緒に歯周病菌を排斥したい思いからか、硬めの歯ブラシを好んで使う人もいる。

やはり、そこは我慢して、柔らかめの歯ブラシを使用することを推奨します。

歯や歯肉がどんどんすり減ってしまう恐れがあります。

 

血と一緒に歯周病菌を排斥しても限界があり、事態はそれ程好転しないからです。

 

しかし、病的は毛細血管は絶対に減らさなければなりません。

この状態を放置すると歯周病がどんどん進行し、歯が抜けてしまうことになります。

病的な毛細血管から、歯周病菌がどんどん侵入し、いろりろな病気を発症させると言われています。

ひょっとすると生死に関わりかねないとても危険なことかも知れません。

ですから、放置しては絶対に行けません。

 

しからばどうしたら良いのか。

歯肉のブラッシングよりもっと良い方法があります。

今は、言えませんが、いつか書こうと思います。

笑っている場合ではないのですが、理由があり今は言えません。

 

パンテノール

 

歯周病に侵された歯肉は減少してしまっています。

パンテールは歯肉や口腔粘膜の新陳代謝を促進し、正常な組織へ回復させます。

パンテールを歯肉、口腔内に塗ると良いでしょう。

 

これで、歯周病が治る訳ではありません。

過度の期待は禁物です。

 

正常な組織作りの補助的なものと捉えています。

 

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