糖質制限ダイエット
何故痩せるのか
糖質を摂っていると、タンパク質や脂肪に優先して、糖質を分解してエネルギーを得ます。 糖質が血液内にある状態では、なかなか脂肪は消費されません。 従って、糖質を制限して血中の糖質が少くなると、脂肪やタンパク質を消費しだして痩せるということになります。 アルコールは、蓄積することが出来ないエネルギー源なので、最初に消費されます。 その後に消費されるのが炭水化物(糖質)です。 アルコールは、糖質よりも先に消費されるので、アルコールを飲んだ時は、アルコールがなくなってから、糖質が消費され、その後、糖質がなくなってから脂肪やタンパク質が消費されます。 もっともアルコール分解酵素がない人は、吐いたり、下痢したりしてエネルギーとなることなく排出されてしまいますが、訓練(?)でアルコールを分解できるようになるので、遅かれ早かれアルコール摂取でエネルギーを産生します。 ですから、アルコールの好きな人は、残念ながら飲まない人に比べて痩せ難いのです。 炭水化物は、グリコーゲンとして僅かですが、肝臓や筋肉に貯蔵されます。 グリコーゲンとして体に僅かしか持つことが出来ず、糖質は直ぐに消費されてしまいます。 ですから、痩せるためには、先に消費されるアルコールと糖質を制限するのがとても効果的です。 私は、アル中なので、アルコール制限は厳しい。 そこで、仕方なく糖質を積極的に制限することにしました。 夜はごはん、パンは極力食べません。 糖はドーパミンを分泌させる中毒性の物質で、どうしても食べたくなります。
人は、主に脂肪ではなく、糖質の過剰摂取により太るのです。
インスリンは、血糖値を下げるホルモンではない
血糖値が下がるのは、インスリンが分泌されてから2時間も経ってからです。 このことからも、インスリンが直接血糖値を下げるホルモンではないことが分かる。 インスリンは余った血中の糖を中性脂肪に変える働きがある。 このことにより、糖を後でエネルギーとして使うために体に蓄えることがインスリンの主目的です。 決して、インスリンは、血糖値を下げることが目的のホルモンではない。 脂肪として、飢餓に備えるのが元々の機能なのである。 血糖値を下げるホルモンがないのに、一方、血糖値を上げるホルモンは幾つもある。 グルカゴン、コルチゾール、アドレナリン、甲状腺ホルモン、成長ホルモンです。 血糖値を上げるホルモンは多重防御されているのに、血糖値を下げるホルモンはない。 何故だろうか。昔、人は血糖値が低かった
今は、糖尿病と言うことを聞いたことがないと言う人はいないと思います。 しかし、1万年以上前までは、血糖値が高い人などいなかったのではないでしょうか。 人間が多量の炭水化物を食べるようになったのは、1万年くらい前からです。 人間は、農耕を行うようになり、米や小麦を多量に食べるようになってから、糖質を沢山摂るようになったのです。解糖系エネルギーは必要
核DNAは、ぶどう糖を栄養源としてエネルギーを産生している。 核DNAは、ぶどう糖が主食である。 だからこそ、人間には、ぶどう糖(血糖値)を上昇させるホルモンが幾つも備わっているのではないだろうか。 近年、脂肪が生成されるメカニズムが分かってきて、糖質を制限すれば痩せることが分かった。 糖質制限食を推奨したのは米国のアトキンス医師ですが、 残念ながら、心不全、動脈硬化、腎不全等で2003年に72歳で死亡しました。 私は、過度の糖質制限は危険だと思います。 現代人は、糖質を摂りすぎる傾向があるので、少し減らすことが適切な対処だと思う。 砂糖も昔はなかった。
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