1963年以降のDHEA関連の論文解析から
・血中DHEA-S濃度がを上昇させました。
テストステロン(代表的な男性ホルモンです)も血中濃度が高くなっていました。
・さらに気になる体脂肪量は明らかに減少していましたし、脂肪の量も減っていました。
しかし、 ・血糖値・コレステロール値・骨密度には全く関連が認められませんでした
男性ホルモンや女性ホルモンの血中濃度が高くなることは、間違いなく若さを保つのに役立ちます。
従って、長寿になるかどうか分からないと言う話もありますが、長寿に何らかの寄与をしているとして良いでしょう。
それに、長寿の人は、DHEAの血中濃度が高い。
DHEAを飲んで2ヶ月余りになりますが、男性ホルモンの増加の実感は、朝立ちの頻度からあります。
そして、口周りのニキビの発症、口髭の太さ、固さに変化があり、男性ホルモンの影響を感じます。
注意事項 アメリカの多くの栄養学者は若い方のDHEAの摂取は奨めていません。DHEAを若い方が摂取しないように奨めている栄養学者は、若い方はもともと性ホルモンの分泌が盛んであるということと、DHEAの摂取により性ホルモンの原料が大量に入ってくることによって、副腎皮質は性ホルモンの分泌量を必要以上に増やしてしまう可能性があることを懸念しているのです。 年配者と違って若年層の性ホルモンの分泌はDHEAにより必要以上に増えてしまうことが判っています。
2019年より厚生労働省の指導により、スマートドラッグの輸入が厳しくなり、個人輸入を禁止されています。
●ジオスゲニンはDHEAの代替品か?
これで、DHEAが増えるのであれば、直接ホルモン(DHEA)を摂るより副作用が少なく安全かも知れません。
ジオスゲニンは、フィトステロールの1種であり、各種ホルモンの類似体です。
近年、滋養強壮作用、脂肪燃焼作用など、様々な機能性が報告されています。
ジオスゲニン自身もステロールとしてホルモン骨格を持ちますので、性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)だけでなく、
免疫ホルモンなどへの分化も期待できます。
不足したホルモンの産生を助ける形で分化が起こるため、副作用の可能性も極めて少ないです。
各種ホルモンの不足が解消されると疲労回復や美容効果などでも期待できます。
そのため、ヤマイモは、漢方では「山薬」として、長く滋養強壮剤として利用されてきたのでしょう。
また、アメリカで人気のアンチエイジング成分DHEAは、日本では医薬品区分で、サプリメントでの使用ができません。
ジオスゲニンは、閉経マウスでの実験などで、DHEAにも分化していることが確認されており、DHEAの代替原料としても注目されています。
人間にも同様の分化があるようだ。
山芋からジオスゲニン摂るなら、これどうかな。
近年DHEAの代替成分として「ジオスゲニン配糖体」が注目を集めている。
「ジオスゲニン配糖体」はDHEAに似た分子構造だが、副作用の報告もない安全な成分だ。
副作用の心配をせず、テストステロン量を増加したい方は「ジオスゲニン配糖体」を検討してみるといいでしょう。
配糖体を除くには、腸内細菌の働きが必要と思われるので、腸内細菌のコントロールに心がけましょう。
他にも、男性ホルモンを活性化させる成分として、「アグリコン型イソフラボン」もおすすめだ。
アグリコン型イソフラボンは、配糖体を除去したイソフラボンなので、とても体内への吸収率が高い。