マスクでウイルスを止めることはできない

ウイルス、たとえば風邪の原因の10%~15%を占めるコロナウイルスやインフルエンザは、マスクをしても防御することはできません。

一般のマスクの穴の直径の大きさは、ウイルスの100倍くらいあります。

例えれば、縄で囲まれた直径150mのプールに1.5mの身長の人が飛び込んだとしましょう。その人が、「ここは網で覆われていて、飛び込み禁止とされている。」と言われたとしても、何のことやらさっばり分からない事でしょう。ウイルスにとってもそんな感じで、何かそこに障害物があったのかすら気がつかない事でしょう。

スカスカです。

ですから、外から飛んでくるウイルスをマスクで防御することはできません。

あの悪名高いWHOでさえ、マスクでウイルスはほとんど防御できないと言っています。いわんや、専門家達はできないと言っています。

ちょっと業者側の専門家もどきがいろいろ屁理屈を言ってます。マスクの中に吐いた息の水分がこもって湿度が高くなるとか、飛沫を防げるとか馬鹿なことを言ってます。

びっくり。

外気の湿度なんてそんなに効果を発揮しません。鼻の粘膜の状態にはほとんど影響しません。

それどころか、ちょっと考えてみてください。

飛沫で飛んできたウイルスがマスクにくっ付いて汚染されたとします。そのマスクが鼻に接触、口に接触、そして、その汚染マスクを通して息を吸い込んだらどうなりますか。

そう、ウイルスが鼻や口から入ります。

やばいです。

そうそう、マスクをすれば、口や鼻を汚染された手で直接触らないから効果があるというバカもいました。

汚染された手でマスクを触ったらどうなります。その汚染されたマスクはずっと鼻や口の近傍に存在し、酷いときには口や鼻に接触し、吸収しやすい状態を持続しているのです。

よくマスクをした後、汚染されているかも知れない手でマスクの位置をずらしたり、ちょっと触ったり、呼吸が苦しいのか、中には上げたり下げたりしている人がいます。

このような事は絶対にしないように気を付けなければなりません。

マスクを一度したら、もう触らない。

マスクを外し方として、マスクは汚染されているので、耳のゴムのところから外して捨てなさいという指導が医療関係者にりよりされています。触ってはいけないのは取る時だけではないのですが、何故かこのような指導だけしか見かけず、掛けたあとは触るなという指導がどこにも見当たらないのでしょうか。

それは、実行不可能で現実的でないからだと思います。

これらのことから、導かれる私の結論。

「マスクは予防のためにするな。危険である。」

 

では、なぜ、マスクを勧めるのでしょうか。

それは…。

自己犠牲の精神で、他人を守るため

一般に売られているマスクはウイルスから自分を守るためのものではありません。

このことを全く勘違いしている人が非常に多い。

自分を犠牲にしでも他人を守るためのものです。

飛沫感染はマスクによってある程度防御することができます。

しかし、マスクをすることにより折角、外に排出したウイルスを再び自分の体内に取り込む危険があるのです。

快復を遅らすことにもなりかねない。

 

「マスクはエチケット。」って首相もおっしゃていらっしゃいました。

「皆さん、感染拡大防止のために、感染者はマスクをしましょう。」とは言いませんねw

 

そして、今回の新型コロナウイルスは、非常に難しい問題を提起しました。

感染していても症状が出ない人が非常に多いのです。

 

ですから、自分がマスクをするべきかどうかの判断が大変難しいのです。

予防の心得として、自分がかかっているかも知れないと思ったら、他人を思いやりマスクをすることでしょう。

 

今回のCOVID-19のケースは、このマスクの問題を考えただけでも、感染拡大を防ぐのがとても難しい。

COVID-19は、極めて恐ろしいウイルスです。

 

追伸:

マスクをしたアジア人が欧米でいきなり殴られる事件が発生しています。彼らにはマスクをしていると感染者に見えるのでしょう。欧米では、自分に自覚症状がない時はマスクはしない方が良いと思います。彼らには、アジアの人達の優しさ、思いやりの心が分かりません。野蛮だよねw