カテゴリー: 腱鞘炎

ドケルバン病の治療

その原因は何か

ドケルバン病の原因は親指の骨のズレである。

一般に親指が内側に偏っている。そのため、鞘(関節をはさんで骨どうしが鞘で繋がっている)と腱の方向がズレたために鞘と腱が擦れ、鞘が傷つき炎症を起こしている。

ドケルバン病の治療

ですから、手首を固定しただけでは、決して治りません。固定している間に炎症の快復は期待できますが、固定具を外したら、また、鞘と腱が擦れだし再発してしまいます。

また、腱鞘炎になると腱が鞘に当たって炎症を起こすので、筋肉(腱)がそれを避けようと緊張します。その結果、腱(筋肉)が凝ることになります。筋肉の凝りは、あくまでも二次的な現象で、筋肉の凝りが腱鞘炎の原因ではありません。

親指を広げる。

親指をそらす。

手をさらす。

各指をそらす。

などのストレッチを痛気持ちいいくらいに行います。

各自、ストレッチ方法を工夫してください。手を正常な状態に戻すことに努めてください。

手術の必要はありません。

必ず治りますから。

 

 

腱鞘炎の治し方

腱鞘炎は、腱鞘損傷

腱鞘炎は炎症ではなく、損傷であることは前回のブログでお話した。

さて、肝心の治し方であるが、先ずは傷口を直さなければならない。

傷口に腱が当たると強烈な痛みを感じるので、必然的に手を固定させることになる。

・ 固定の仕方

(1)ギブスをする。

(2)テーピングをする。

(3)サポーターをする。

(4)包帯を巻く。

ギブスは、医者に行く必要がある。そこまでしなくても、自宅で十分治せると思う。

2,3,4の項目で対応するのが良い。

ある程度痛みが治まってきたら、ゆるいサポーターや、部分的なテーピング等で血流を十分保ちながら動きを制限するのが良いでしょう。

手のサポーターにもいろいろな種類があります。

それぞれの痛めた部分や症状に違いがあるので、自分にあった適切なサポーターを選んでくだい。

同じようにテーピングの仕方も症状により異なります。

症状に合わせて適切な方法を見つけるしかないのです。

一般的な傾向はありますが、千差万別と言ってもいいくらいです。

このことが、腱鞘炎の治療を難しくしています。

 

手の姿勢の崩れが原因

さて、傷口が修復して痛みが治まってきたら、原因の解消を開始します。

腱鞘炎の原因は、腱と鞘の方向のズレです。

ズレたために腱が鞘に当たり動かなくなる。それを無理に動かすと腱が損傷する。その傷口を腱が擦るので強烈な痛みを発するでしたね。

ですから、ズレたまままた動かそうとすると再発するのです。

ですから、そのズレをもとに戻らなければなりません。

腫れがひき、痛みが軽減したら、ズレを戻し手を正しい姿勢に治します。

つまり、手の姿勢を矯正するのです。

手の形の矯正は、広げたり、縮めたり、曲げたり、伸ばしたり、捻ったり、引っぱたり、反らしたりして行います。

 

手の姿勢の治し方の見つけ方

手の姿勢の悪さは、ひとそれぞれなので、先ずはその悪くなった部分を見つけ、また、そのズレ方をはっきり認識する必要があります。

悪くなった部分は、自分がどのような動作をして痛くなったかは分かっていると思うので、その結果どの部分にズレが生じたか予想ができることが多いと思います。

手首なのか、指の関節なのか、親指なのか人差し指なのか、第1関節なのか第二関節なのか、捻れているのか、曲がってい待っているのか云々。

 

例えば、私の場合は、手首、手の甲側の手首、親指の根本、人差し指の関節等々です。

1っ箇所とも限りません。

関節がズレていたり、骨の方向がズレてしまっていたり、関節が曲がってしまったために腱と鞘が当たってしまっています。

 

何となく予想ができたら、その部分を押したりストレッチして痛みがあるかどうか確認してください。

そして、その時大切なのことは、手や指の動きがスムーズになるかどうかです。

 

手が握れない、手首を動かせない、指が動かない状態になっていると思いますが、ストレッチとか捻ったりした時、動きがスムーズになり痛みがなくなる事があると思います。

その動作が手の姿勢を矯正する動作です。

私の場合は、手を握ることが出来なかったのですが、手のひらを押し捻ることによって手を握ることが出来るようになることを発見できました。

これが、私の治療方法となりました。親指と手首のところの関節がズレていたのです。

手首の少し上の親指側の甲を押し広げてあげることによって、改善に向かうことが出来ました。

親指と人差し指の間を広げる動作もしています。骨の方向を調整しているのです。

 

場所を発見するには、どこに痛みをどのような動きをしたり、押したりした時に感じるかを知ることです。

そこに問題がある場合が多いと思います。

 

手を握ったり開いたりしてみてどの部分に引っかかりを感じるか、抵抗があるかを調べるのも大切です。

そこから、どの部分に問題があるかが想像できます。

 

また、左右の手の形を見比べてみるのも良いでしょう。気づきことがあるかも知れません。

 

自分の手の形のズレが分かったら、後はストレッチなどをしてそれを物理的に矯正していけば腱鞘炎は治ります。

 

皆様が一日も早く腱鞘炎を克服されて、楽しい日々をおくられること切にお祈り申し上げます。

 

腱鞘炎は炎症ではない

強烈な痛みだった再発

箸なんて、重すぎてとても持てない。

腫れも、痛みも取れ、包帯やサポーターを外してからの再発症状です。

決して、無理に手を使ったわけでもなく、できるだけ使わないようにしてた訳で、使いすぎの訳がない。

なのに何故。

何故前回にも増す痛みが生じるのか。

この強烈さは、炎症による痛みなどではないに違いない。

腱と腱鞘が擦れて痛みを発生したなど言う生易しいものでは決してない。

痛みを発症後は、痛くて動かせないのだから、擦れるわけがない。

それ以前も出来るだけ動かさなかったのだから、とうてい摩擦のよる炎症など考えられない。

 

それでは、この痛みの源泉はなんなのか。

炎症ではない破損、損傷である

手を固定していれば、炎症と痛みは消えるのだが、固定を外した後の手の状態は。

指が動かない。手を握れない。手首を動かいせない。

 

これは、一体何を意味するのか。

そう、腱が鞘に引っかかって動かない状態と思われる。

まるで、土居を外れて雨戸動かないよう。

 

それを無理に動かすとどうなるのか。

そう、鞘の破損である。

腱鞘を壊さずに指や手首を動かすことができない。

 

この激痛の原因は、腱鞘が破壊されため。

その損傷を治すために、我が免疫系が患部に炎症を起こして熱をだして腫れている。

鞘が傷つき、その傷口に腱が当たるので強烈に痛いのです。

 

つまり、一旦、腫れがひいいて痛みが消えても、鞘と腱の方向がズレている限り、腱による鞘の損傷は繰り返してしまう。

私は、終にそんな悪循環に陥っていることに気づきました。

 

もう、大丈夫です。原因が分かったのですから。治し方を見つけるのは難しくはありません。

では、一体どのように治したのか。

次のブログでお話します。

強度の腱鞘炎になった

腱鞘炎の始まり

それは、自分にとっては思いもよらぬ事から始まった。

何を血迷ったか、また、ゴルフが上達したくて、久しぶりにゴルフ場に練習に出かけた。

ゴルフマニアしか分からないだろうけど、何か新しいことを聞くやってみたくなるんだ。

私の場合それは、手首の背側であった。

兎に角、背側、背側を意識して、真剣に打ったの200球くらいだったろうか。

練習の効果は、まあ、こんなもんか。って感じて帰宅した。

その日は、特に何ともなかった。

 

そして、次の日、手首に若干の違和感を感じ始めていた。

次の日は更に痛みを感じだして、それが徐々に増し、三日目には終に頂点に。

痛くて、痛くて、じっとしても痛くて、じっとしてもいられない。もう、眠れないのではと思うくらい。

 

なんだろう、これ、で、これは人生初の腱鞘炎に違いないと悟った。

 

こんなことになるとは露知らず、翌日は、ドライブによる小旅行を計画していた。

ウインカーを出すことも痛すぎて出来ない片手運転で出発した。

 

治療は、安静だ。

腱鞘炎。ネットでいろいろ調べた。

主な原因が、使い過ぎ。

最近の話題では、スマホ腱鞘炎。ばね指など。

 

腱は、骨と筋肉をつなぐもの。その腱を鞘が覆っている。

そして、腱鞘炎は、その腱と鞘が擦れて炎症を起こした状態。

 

そうか。使いすぎね。じゃ。使わずに炎症が引くまで我慢しよう。

使わないようにするには、固定するのがいいのかな。

ギブスは大げさだし、サポーターでゆるく固定するかな。テーピングはどうだろう。包帯はどうかな。血流は保たないと治りが遅いかな。などなど、考えて、いろいろなサポーター、テーピング、包帯を買い試してみた。

ある程度、固定しないと痛くて眠れないので、包帯にゆるいサポーターをして睡眠した。

日中もしっかりテーピングをして固定したり、キツめのサポーターをつけたり、キツくなって、緩めのタイプに変えたりいろいろ試みた。

 

そして、快復に向かい、痛みは和らいだ。そこで、手首の固定をやめて、リハビリテーション的な動きをした。マッサージやストレッチである。

 

すると、強烈な腱鞘炎が再発。ウワーって感じでした。

 

そして、手の固定に逆戻し、しばらくして良くなって外してから、今度は危険を感じ積極的にマッサージやストレッチはしなかったのだが、また、強烈な腱鞘炎が再発。

証拠にもなく、快復、再発を3ヶ月間繰り返した。

何かが間違っている

猿でも気づくだろう。

ネットで書かれている情報が間違いであることは。

 

アホなおれでも、流石に気がついた。

使いすぎで腱鞘炎になる?

これは、明らかに間違い。

 

事実、発症時、腱鞘炎は、手首を特に使っていないのに、徐々に痛くなった。

快復後、余り使用していなくても腱鞘炎が再発した。

 

使い過ぎで腱鞘炎になる。

少なくとも私の場合、多分全ての人の場合に当てはまる、使いすぎが原因ではない。

更に、ネットでも、同じような悩みをしていた人がいた。

 

そして、更に、更に、炎症が痛みの原因ではない。

固定して使わずにいると腫れはひき炎症は治まる。

しかし、使い始めると直ぐに強烈な痛みと共に手が動かせなくなる。

その時は、まだ、手には熱も炎症もないように思える。

 

炎症で痛みが生じる。

これも間違いではないか。多分、間違いだ。

 

すなわち、使いすぎて、摩擦で腱と腱鞘がすれて炎症を起こしている。

これらが、全て間違いに違いない。

 

これがはっきり分かってから、やっと私の正しい腱鞘炎の治し方が始まった。

 

ネットは、ほんとフェイクで溢れてるw