カテゴリー: 筋肉

肩こりは高血圧の原因ひとつ

肩こりと血流

肩こりは、血流が滞る所として有名です。肩が凝ると血液をなんとかそこへ送ろうとして血圧は高くなります。

一方、その上部にある大切な脳はある程度の量の血流を常に確保しなければならない。

肩のこりは、関所のようにその脳に送る血圧の抵抗となっていると考えられます。

この抵抗を減らす、つまり肩こりを解消してあげると血圧を下げることが出来ます。

実際、肩の適切なマッサージ、ストレッチで肩こりを和らげると、血圧は下がりました。

しかも、今まで下がらなかった拡張期血圧が下がりました。まだまだ、やっと100を切った所ですが、だいたい15mmHg以上下がった感じです。

これは、私にとって大発見であり、感動です。終に長年の悩みである拡張期高血圧がどうしても下がらない、この早朝高血圧が酷いという悩みから逃れられそうです。

是非、私と同じ悩みをお持ちの方は、適切な肩のマッサージ、およびストレッチを実施することをお勧めします。

肩こり解消法

肩こりの解消法については、サイトやYoutubeが沢山あるので、各自調べて良いと思う方法を採用してください。

横になり、何か硬いものを肩の凝っている所に当てて自重で押しています。位置をずらしたり、方向を変えたり、向きを変えたり、自重のかけ方を変えたり各自工夫して良いやり方を見つけてください。

私は、ストレッチローラーを使っています。

 

ヨガポール フォームローラー 筋膜リリース ストレッチ スティック トリガーポイント マッサージボール 7点の筋膜ローラー式セット フィットネス トレーニング器具 ストレス解消 筋肉痛改善 日本語説明書 収納袋付き(オレンジ)

 

 

マッサージ機で、肩を押したり揉んだりもして、ほぐすのも良いでしょう。

また、血圧を下げることに重点を置いた動きとしては、胸骨を開く運動、肩甲骨を背中の内側に向ける運動がお薦めです。これにより、血管が開く気がします。実際、私の場合は血圧も下がるので。

 

 

肩こりは高血圧の原因のひとつです。

これで全てが解決出来る訳ではありません。他にも原因があります。それは何か?今後の課題です。

 

 

老人リハビリ加圧トレーニング

目次
  1. 加圧トレーニングの歴史
  2. 加圧トレーニングの原理
  3. 老人リハビリ加圧トレーニングの良い点
  4. 老人リハビリ加圧トレーニングの方法
    1. 老人リハビリ加圧トレーニング効果
 

加圧トレーニングの歴史

日本で生まれの加圧トレーニングが、現在アメリカのNASAの宇宙飛行士の訓練にも採用されており、 宇宙の無重力空間での訓練への活用計画も進行しています。 加圧トレーニングは現在、凄いブームとなっていますが、実は昭和41年(1966年)に佐藤義昭氏に よって考案された歴史あるトレーニング方法です。 それから51年の歳月を費やし、現在ブームになっている加圧トレーニングが 完成したという訳です。 最初にボディービルダーの佐藤義昭氏が加圧トレーニングを思いついたのは、 お寺での座禅中に血流の減少によって足がしびれた事だと言われています。 意図的に血流の制限を行い運動すれば、効率的に筋肉が増加していくのでは ないかと考えたのです。   1993年に取得した加圧トレーニングの特許は、2013年に終了しました。 その結果、今では、加圧トレーニングのジムが乱立し、加圧ベルト、加圧シャツ、加圧下着などが販売され人気となっています。 特許が終了して、世の中に加圧トレーニングが広まったことを、私はとても歓迎しています。 特許は人類の進歩を遅らせる。 特許制度などなくなってしまえばいいのに。  

加圧トレーニングの原理

加圧トレーニングの原理は、血流を抑えて、酸素や栄養素の供給を抑えることです。 それによって、ミトコンドリア系のエネルギー生成がが抑えられ、解糖系のエネルギー生成が活発になります。 このことが、とても重要なポイントです。   私達の体は、2つのエネルギー生成系を持っています。 一つは、解糖系エネルギーで酸素を必要としません。 もう一つは、ミトコンドリア系エネルギーで酸素を必要とします。   老人は、若者よりミトコンドリア系エネルギーの割合を多く使っています。   酸素を遮断することにより、解糖系を優先的に働かせることが出来ます。   そして、解糖系を優先的に働かせることにより、体に様々な変化をもたらすことが出来ます。   そのひとつが、成長ホルモンの顕著な分泌促進です。 これによって、多くの良い結果を体にもたらすことができるのです。   乳酸が成長ホルモンを促進すると言う間違った情報がネットに氾濫していますが、 困ったものです。 果糖を摂取して、血中の乳酸濃度を増加させても、全くと言って良いほど、成長ホルモンは増えません。 このことから、乳酸の増加によって成長ホルモンの分泌が促されているのではないことは明らかです。 本当に、ネット上は間違った情報で溢れています。 その人がどれだけ正しく取捨選択ができるかは、その人がどれだけ知識と経験が豊かであるかが重要で、それが間違った選択を減らしてくれます。    

老人リハビリ加圧トレーニングの良い点

加圧トレーニングについての説明サイトは沢山あります。 ここでは、老人リハビリ加圧トレーニングのやり方に限って、説明します。   私は、加圧トレーニングは筋力の衰えて老人にうってつけのトレーニングだと思っています。 老人は、俊敏な動きができません。 そして、高負荷トレーニングをすることもできません。   このような老人でも、スローな低負荷なトレーニングで十分の効果を発揮してくれる 加圧トレーニングは最適です。 とても良くマッチングしているのです。   解糖系とミトコンドリア系の話をしましたが、老人になるとミトコンドリアが多くなり、 若いときよりも、ミトコンドリアでエネルギーを生成して生きています。   そのため、解糖系を使うことが、若者より難しくなっています。 俊敏な高負荷トレーニングができないことに輪をかけて、とても筋トレが難しい状況に老人は居るのです。   解糖系はグルコースを使ってアデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれるエネルギーを作り出します。 グルコース1分子から解糖系で生み出されるATPは2分子です。   一方、ミトコンドリアは解糖系で代謝されたグルコースを使って、ピルビン酸、アセチルCoAを経てクエン酸回路に入って2分子のATPを生み出します。 そして、更に電子伝達系で36分子のATPを生み出します。 ミトコンドリア系は、1分子のグルコースから、何と解糖系の19倍もの効率でエネルギーを生成できるのです。   ミトコンドリアが多くなった老人は、エネルギー生成効率が高く、若い人に比べて少ない栄養で十分なのです。   筋肉には、大きく分けて白筋と赤筋に分けられます。   筋肉は、増殖しないと昔言われていました。   ほとんど増殖しないのは、赤筋です。   白筋は、増殖します。   赤筋は、ミトコンドリアが沢山あるために細胞増殖を抑制されているのです。   酸素を遮断することにより、優先的に白筋を鍛えることが出来ます。   その結果、白筋が強化され筋力が容易に付きます。 これが、加圧トレーニングの素晴らしい点です。  

老人リハビリ加圧トレーニングの方法

老人リハビ加圧トレーニング方法には、一般の加圧トレーニング方法と大きな違いはありません。 違いは、時間は短く、低負荷で行う。 これだけです。   時間は、上下肢5分以内。 1日2回まで。   負荷は、掛けようにも掛けたら運動できませんから、 必然的に軽い負荷となります。   これは、個人個人で違うので、その人に合わせて行うのが良いでしょう。 筋力に応じて、無負荷のような状態から、適度な負荷まで人それぞれでしょう。   足の付け根をゴム製の止血帯で縛った状態で、足の曲げ伸ばしなどの軽い運動を繰り返します。 立つことの出来ない人は、それを曲げる側、伸ばす側でしっかり実施します。 横の動きもできる人は、実施します。   立つことが出来る人は、立ったり座ったりを繰り返します。 横に足を上げる動作もできれば加えてください。   歩行が出来る人は、歩行してください。 手すりに掴まった状態で出来る人、掴まらなくても歩ける人、それぞれの能力に従って、 運動をしてください。   次に二の腕に止血帯を巻いて、トレーニングをします。 このトレーニングも個人の状況に応じて、個別の内容で実施してください。     時間は、5分以内、1日2回までを必ず守ってください。   止血の度合いが、とても重要なのですが、これも軽めが良いでしょう。 無理にきつく絞めないように、注意してください。 軽い絞め具合でも効果はでます。 結果を急いで、決して、焦らないことです。  

老人リハビリ加圧トレーニング効果

私のおばあちゃんに加圧トレーニングを開始(2017年8月)しました。 数回の実施で、すでに効果が出ている感じです。 今迄、殆ど動かせなかった足が動きだしました。 膝から下を前後に動かしています。 今迄は、ブランとして静止した状態で、数年の間立つこともできていないので、動かすことを忘れてしまっているようです。 足に力が蘇って来ています。 前後に動かす動作を私が手でサポートしてあげているのですが、その時、反発する足の力を感じます。   以前に比べて、足を良く動かすようになりました。 加圧トレーニングは、成長ホルモンが沢山分泌されるので短期間で効果を発揮します。   目に見える変化があるので、今後が楽しみです。 本当に、目に見えて変化しています。  

加圧トレーニングと成長ホルモン分泌

目次
  1. 3つの成長ホルモン分泌法
  2. 筋トレと成長ホルモン分泌
    1. 乳酸による成長ホルモンの分泌の間違い
  3. 加圧トレーニングで成長ホルモン分泌
    1. 加圧トレーニング方法
    2. 加圧トレーニング効果
    3. 加圧トレーニングの危険性の回避
    4. 加圧トレーニングで生じる症状
    5. 私の実践マニュアル
  4. ダイエット
 

3つの成長ホルモン分泌法

現在言われている成長ホルモン分泌法には、3つある。 1、熟睡(ノンレム睡眠) 2、空腹 3、筋トレ(加圧トレーニング) この3つの行動で成長ホルモンが増加することが確認されている。 今後、他にも成長ホルモンが急増する行動が明らかになるかも知れないが、 アンチエイジングに直接関係している成長ホルモン分泌をするためには、 この3つを詳しく考察しなければならない。   最近、加圧トレーニングで大量の成長ホルモンが分泌されることに注目されています。 ここでは、この筋トレと成長ホルモンの分泌の関係について考察したい。  

筋トレと成長ホルモン分泌

筋トレならどんな筋トレでも成長ホルモンが分泌される訳ではありません。 高負荷の無酸素運動で、成長ホルモンが沢山分泌されます。 反対に、ジョギングのような有酸素運動を長時間しても成長ホルモンは分泌されません。   例えば酸素を供給せずにベンチプレスやスクワットをすると効果があります。 息を吐いて、呼吸を止めた状態で、高負荷トレーニングをすると良いでしょう。   人間のエネルギー生成系には、解糖系とミトコンドリア系があります。 ミトコンドリア系は、酸素を必要(好気性)としますが、 解糖系は酸素を必要とせず、嫌気性です。   解糖系は、本来のDNAが持っているエネルギー生成系です。 この解糖系が細胞分裂を促す成長ホルモンの分泌と関係していると思われます。 無酸素状態でエネルギーを生成する解糖系が活性化され、成長ホルモンが分泌されます。   詳しくは、「解糖系に寿命はあるのか」や「ミトコンドリアを増やす方法」を参照してください。  

乳酸による成長ホルモンの分泌の間違い

「乳酸の蓄積=成長ホルモンの分泌」は間違いです。 最近の研究では、血液中の乳酸の量が増えても成長ホルモンは増えないので 乳酸が成長ホルモンを誘導しているというのは間違いです。 果糖を食べると血中の乳酸濃度が上がりますが、成長ホルモンの増加はありません。 このことから明らかですが、ネット上では、未だにこの間違った情報が氾濫していて とても残念にです。   乳酸は、きつい無酸素運動、たとえば激しい筋力トレーニングなどの運動で、糖のグリコーゲンがエネルギーとして消費される際に発生するのですが、この際、同時に成長ホルモンが増加することから誤った認識を持ってしまいました。 両方が同時に発生しているだけで、因果関係がある訳ではありません。   また、運動すると乳酸が発生して筋肉にたまる ので、永らく『乳酸=筋肉疲労をまねく物質』と定義されていた。 しかしさまざまな研究で見直しがされ近年では、乳酸の発生時に生じる水素イオンが、筋肉疲労の直接の原因物質であるという見解なっています。 乳酸は、エネルギー物質の一つとして認識されるようになって来ています。 昔は、乳酸値でスポーツ選手の疲労度を測ったりしていましたね。 今考えると、とっても可笑しなことをやっていたものです。 マラソンなどの有酸素運動では、乳酸値が疲労の蓄積に従って増えることはありません。 乳酸もエネルギー原として再利用されているのです。  

加圧トレーニングで成長ホルモン分泌

加圧トレーニングとは適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法のことです。 専用の加圧器具を使用して、腕の付け根(上腕二頭筋の基部)や脚の付け根(大腿部の基部)に各個人に合った適切な圧を掛けながら、目的に合ったトレーニングや運動を行います。  

加圧トレーニング方法

大体1RM(全力で一回だけマシンやフリーウエイトの重りを持ち上げられる重さを1RMと言う)の70%から80%の重さ設定で、それを10回×2~3セット行うと多く分泌されると言われています。 1RMを測る機会というのは、パートナーやトレーナーがいないとなかなかないので、ギリギリ10回挙げられるマシンやバーベル、ダンベルの重さを2~3セットと覚えておくと良いと思います。 この高負荷トレーニングにより成長ホルモンが出るわけですが、もっと効率よく成長ホルモンを出す方法があります。   それが、「加圧トレーニング」です。 酸素の供給を強制的に制限することで、無酸素状態を作り出し専用の加圧ベルトで腕・太腿に適切な圧力をかけることで、 血流を適度に制限しながら、短時間(1日10分程度)、軽い負荷のトレーニングを行います。 これにより、成長ホルモンの分泌を促し、健康な体をつくることができます。   こんなベルトを使用します。 ダイエットベルト– ODOLAND 「1ベルト+2シェイパー」腰用サポーター 調整可 滑り止めベルト 保温 発汗 体重減少 毒素排出 腰痛軽減 姿勢 男女兼用 ブラック (F)  

加圧トレーニング効果

「加圧トレーニング」は、加圧することで 運動によって得られる効果を増幅させるトレーニングです。 「加圧トレーニング」は血流の制限を行うことで、酸素の供給を抑え、白筋への負荷を大きくします。   筋肉には、大きく分けて、白筋、ピンク筋、赤筋があります。 それぞれ細胞に含まれるミトコンドリアの量によって、色が変っています。 赤筋が一番ミトコンドリアの多い筋です。 白筋はミトコンドリアが少ないため、細胞分裂のミトコンドリアによる抑制がなく分裂しやすい筋肉です。 酸素を遮断して、白筋を優先的に使うと壊れたこの筋細胞を修復、再生、増殖しようとして、成長ホルモンが分泌されるのです。   加圧トレーニングをすると、何時間も運動しなくても、短時間で、しかも軽い負荷の運動でも効果を増幅させることができるのです。 加圧トレーニングは、筋肉増強パワーアップのための運動に応用することができます。  

加圧トレーニングの危険性の回避

ここで、加圧トレーニングを推奨しましたが、素人が実施するには、とても危険なトレーニングです。 脳卒中になった例もあるようです。 トレーニングの実施時間は、5分以内の短時間に抑え、必ず軽い負荷で実施すべきです。 更に、専門のトレーナーの指導の下、実施すべきと言われていますが、加圧トレーニングについては、未だ研究過程で誰も真実は分からないので、専門家の下でトレーニングすれば大丈夫だと言うことでもないようです。
適正な加圧よりも高い圧力を加えてしまったり、長時間のトレーニングを行ってしまうと、静脈血栓ができたり冷感、しびれ、皮下出血といった症状を引き起こすといわれている。加圧トレーニングはまだまだ研究の過程にあるため、トレーニングと症状の因果関係を証明するだけの研究の実例も豊富ではない。 このため身体的に危険な可能性があるということを認識し、実行しようとする際には専門家の指導のもと、適切な加圧と時間、器具とメニューでトレーニングをしなければならない。つまり通常のトレーニングよりも、実行に移す敷居は高いといえる。

 加圧トレーニングで生じる症状

一般に言われている加圧トレーニングをすると現れる症状です。
  1. 吐き気
  2. しびれ
  3. 細胞の壊死
  4. めまい
  5. 脳梗塞
  6. 皮下出血
  7. 血栓
  8. 心筋梗塞
吐き気、しびれ、めまいは、酸素や栄養が行き渡らないために起こるのでしょう。 止血の強さが強すぎるのと、時間が長いのが原因でしょう。 細胞の壊死は、長時間あるいは、繰り返し、酸素、栄養不足を起こした結果でしょう。 皮下出血、脳梗塞、心筋梗塞は、強い止血状態で、負荷の高いトレーニングした結果ではないでしょうか。 血栓ができると言われています。 毛細血管から、さらには、太い血管にまで血栓ができてしまう。 もしそうであれば、大変な問題です。 今後の研究で明らかになることを期待しています。  

私の実践マニュアル

因みに、私は、緩めのバンドで、軽負荷トレーニングを1日に5分程度続けるつもりです。 筋力の発達にはとても効果があると感じています。 少しの時間の軽めの負荷でも、筋肉が張ってきます。  

自訓

● バンドは緩め。 ● 負荷は軽め。 ● 時間は1日5分以内。   止血バンドによる腕の加圧トレーニングも続けています。 無理せず、軽めの縛りでやっていますが、確かな効果があります。   成長ホルモンも出ているようです。 Good.  

ダイエット

加圧ベルトを腰に巻くだけで発汗します。 これで、お腹より下の血流を少し制限することができます。 常時着用することで、お腹の脂肪が重点的に燃焼するかどうかは疑問ですが、全体のダイエット効果はありそうです。 腰に巻くダイエットベルトは、いろいろ販売されています。     私の購入したベルトはこれ。 ACELETE シェイプアップベルト 発汗ダイエットベルト      

老化と筋力低下

目次
  1. 歳をとると足が弱るのは何故か
    1. 結論から言うと
  2. 治療の仕方
  3. 予防の仕方
 

歳をとると足が弱るのは何故か

何故、歳をとると足腰が立たなくなるのだろうか。 筋肉は、使わないと萎縮してしまいます。 たとえば絶対安静の状態で筋肉の伸び縮みが行われないと、1週間で10~15%の筋力低下が起こると言われています。 高齢者では2週間の床上安静でさえ下肢の筋肉が2割も萎縮するともいわれています。  

結論から言うと

活動意欲がなくなり、動かないから弱る。 使わなくなると、廃用症候群となり、終には神経の指令が届かなくなり、全く動かなくなる。  

廃用症候群

廃用症候群とは過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態をさします。 ベッドで長期に安静にした場合には、疾患の経過の裏で生理的な変化として以下の「廃用症候群の症状の種類」に示すような症状が起こり得ます。病気になれば、安静にして、寝ていることがごく自然な行動ですが、このことを長く続けると、廃用症候群を引き起こしてしまいます。
特に高齢者では、知らないうちに進行し、気がついた時には、「起きられない」「歩くことができない」などの状況が少なくありません。   過度に安静にしたり、あまり身体を動かさなくなると、筋肉がやせおとろえ、関節の動きが悪くなります。 そしてこのことが、さらに活動性を低下させて悪循環をきたし、ますます全身の身体機能に悪影響をもたらします。 最悪な状態では、寝たきりとなってしまうことがあります。 多くの老人が、足の筋肉が弱るのを防ぐために、ウォーキングや体操を行っている。 筋肉は使わないと直ぐにおちる。 宇宙飛行士も地上帰還時歩けない。 ほんとうに、瞬く間に筋力も、運動神経も劣化します。 運動神経とそれぞれの筋肉の連携が崩れてしまうのです。   歩かないと骨も弱くなる。 骨粗鬆症になります。   ほんと、足が弱るのは、あっと言う間です。  

治療の仕方

高齢者が一度廃用症候群になると、元の状態まで改善させることは難しくなります。 つまり廃用症候群は治療よりも予防が重要です。 心機能の低下や誤嚥性肺炎は普通の病気と同じように投薬を中心に治療を行います。 せん妄の時には精神神経用の薬を使用することもあります。 可能であればできるだけ早く元の生活に戻すことが大切です。 自宅から入院して廃用症候群になった場合は、入院のきっかけとなった病気が治ったら速やかに自宅に戻ると廃用症候群を防ぐことができます。 やむを得ず長期臥床が必要であった場合は、早いうちから病気の治療を妨げない範囲でリハビリを行うことも重要です。   適切なリハビリを実施すれば、必ず回復します。 早いことに越した事はありませんが、遅くなっても、老齢でも必ず回復します。 諦めずに根気良く適切なリハビリを続けて下さい。 適切なリハビリとは、何か? 人それぞれ、その時期によっても違います。 ですから、ここでいろいろなケースについて、個々に説明することはできませんが、いろいろな情報の下に判断してください。 遅すぎるということは、ありません。 私のお勧めは、加圧トレーニングです。 興味のある方は、こちらの記事「老人リハビリ加圧トレーニング」をご参照ください。     私も膝の人体を伸ばし、ギブスを1ヶ月嵌めたときには、ギブスをとった後、膝を動かすことはできませんでした。 筋肉に繋がる運動神経が欠落してしまったのでしょう。 その時は、若かったので、直ぐに回復しました。   老人は、もう少し時間が掛かるかも知れませんが、大丈夫です。  

予防の仕方

廃用症候群は、治療を必要とする疾患によって安静臥床を余儀なくされている状況で、運動をしないこと、寝ていること、日常生活に支障をきたす手足の位置や関節の角度(不良肢位)で長時間を過ごすことにより生じます。 たとえば、下肢を骨折して、ベッド上での生活が長くなると、骨折した下肢の筋肉が萎縮したり、関節が拘縮してしまうだけでなく、起立性低血圧や、静脈血栓症、誤嚥性肺炎や褥瘡を起こしやすくなります。   廃用性症候群を予防するためには、できるだけ寝た状態を存続させないようにします。 座位時間を増やしたり、ベッド上で上肢や下肢を動かす運動を行います。 人とのかかわりが薄れると精神機能の低下をきたすので、言葉をよくかけ、面会をよくするようにしましょう。

ノコギリヤシと腎臓

ノコギリヤシの効果

腎臓の機能を改善し、クレアチニン値を下げる効果も期待されるノコギリヤシには、有効成分β-シトステロールも含有。 このβ-シトステロールというのは植物ステロールの一種で、ヨーロッパではすでに良性の前立腺肥大症の治療に採用されています。 実は、5αリダクターゼを抑制する機能がノコギリヤシにはあるそうです。 つまり、DHTの生成を抑制して、前立腺肥大を改善しているのでしょう。 弱いフィンペシアですかね。    

クレアチニン値

クレアチニンとは、筋肉を動かすときに必要なクレアチンという、アミノ酸が分解されたあとに出てくる老廃物だと言われています。 クレアチニンは、筋肉周辺の血流に乗って、最終的には腎臓にたどりつき、そこで血液がろ過されると、老廃物であるクレアチニンは体には不要な物質なため、尿として排出されます。 クレアチニンは腎臓の糸球体で濾過されますが、尿素窒素とは違って尿細管ではほとんど再吸収されずに、尿中に排泄されます。 しかし、腎臓が病気になるとろ過機能が衰えて、クレアチニンが尿ではなく血液に戻されてしまうことがあります。そのため、血液中のクレアチニンの量を計ることで、腎臓の状態を把握できると考えられています。 血液検査におけるクレアチニンの基準値を超える場合、下回る場合に疑うべき病気などが様々あり、単位はmg/dLを用います。クレアチニンは食事の影響を受けないで、常に一定量生産され、ほとんど体内に再吸収されることなく、腎臓からのみ排泄されます。 腎機能が低下すると腎臓から排出されず、血液中にたまり、クレアチニンの値は上がります。ただし、筋肉量に比例するため、筋肉が多い人ほど濃度が高く、筋肉の少ない人は低くなります。   しかし、クレアチニンは腎機能(糸球体濾過率)が50%以下になるまでは上昇しないため、軽度の腎機能障害の判定には適当とはいえません。そこで診断にあたっては腎糸球体機能の変化をさらに正確に測定するクレアチニン・クリアランスを行ないます。 クレアチニンはどのように検査するのか? 血液を採取し、酵素を利用した試薬を加え、比色計で色の変化を調べます。食事については制限などはありませんが、検査前日からは激しい運動などは控えてください。 基準値の範囲
  • 男性…0.5~1.1mg/dl
  • 女性…0.4~0.8mg/dl
クレアチニン値は筋肉量に比例するので、一般に女性より男性のほうが10~20%高値になります。年齢による変動はほとんどありません。高齢者では年齢とともに腎糸球体濾過率が低下しますが、筋肉量を減少するため、ほぼ一定になります。   検査結果の判定 血液中のクレアチニンの数値が高いのは、腎機能が低下していることを示唆し、低い場合は、筋肉に関わる異常を想定します。 日本人間ドック学会の判定基準では、男性が1.2~1.3mg/dl、女性が0.9~1.0mg/dlは、場合により経過観察が必要とされています。 一般に中程度の腎不全では1.5mg/dlを超え、重症では2.4mg/dl以上になります。

スクワットで成長ホルモン

スクワットが効果的

老化で弱る筋肉は、足、腰。

足から弱る。

そして、特に弱るのが速筋繊維。

そこで、高負荷のスクワットが速筋に最適。

スクワット方法。

①足を肩幅に開いて、背筋を伸ばして立ちます。

②5秒くらい時間をかけて、息を吸いながら膝を90度まで曲げます。この際、膝をつま先より前に出さない。

③そして、また5秒くらい時間をかけて息を吐きながら元に戻します。

この①~③の動作を20回ほど繰り返しましょう。

これで、成長ホルモンの分泌が促され、足腰も強化されるので、当に一石二鳥です。

スクワットは、主にお尻の大殿筋、太ももの大腿四頭筋、太もも裏の

ハムストリングスといった下半身の筋肉を鍛えるエクササイズになります。

体を支えている脚の代表的な筋肉は大殿筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋となっています。

スクワットを行えばこの大きな筋肉を一気に鍛えることができ、

スクワットの効果は計り知れない。

 

無酸素運動

高負荷筋トレ

成長ホルモンの分泌のトリガーとなる一つの物質は乳酸と言われてきました。 有酸素運動は乳酸をあまり発生させないのですが、 筋力トレーニングや加圧トレーニング(血流を制限して、酸素を遮断)など、いわゆる無酸素運動と呼ばれる運動は、成長ホルモンを多く分泌させます。 無酸素運動で乳酸が多く発生するのは、体内のグリコーゲンを乳酸に分解することによって、一時エネルギーを作り出すためです。 そして、同じ無酸素運動でもより多くの乳酸を発生させるのは筋肉によって血管を押しつぶす高負荷のトレーニングなのです。 例えば、加圧ベルトを腕の付け根部分に巻き、ベッドに足を乗せ、手を床につけて負荷をかけ、腕立て伏せをする。 このようなトレーニングで、筋力アップ、成長ホルモン分泌増加することができます。  

虚血性心疾患とは

虚血性心疾患とは 心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。 この収縮・拡張する心臓の筋肉(心筋)に、酸素や栄養を含む血液を送り込んでいるのが、心臓のまわりを通っている冠動脈という血管です。 虚血性心疾患とは、この冠動脈が動脈硬化などの原因で狭くなったり、閉塞したりして心筋に血液が行かなくなること(心筋虚血)で起こる疾患です。 動脈硬化とは、老化によって血管が硬くなったり、血管の壁に脂肪などの固まり(プラーク)が蓄積して血管の壁の一部が盛り上がり、血管の内腔が狭くなっている状態です。 冠動脈が動脈硬化などで狭くなると、血流が悪くなって心筋に必要な血液が不足し、胸が痛くなります。これが狭心症です。 さらに動脈硬化が進み、何かの原因で血管内のプラークが破れて冠動脈の血管内に血栓ができ、完全に詰まって心筋に血液が行かなくなった状態が心筋梗塞です。 心筋に血液が行かないと、その部分が壊死してしまい、壊死の部分が大きくなると心臓の収縮・拡張ができなくなるため、命にかかわる危険な状態となり、緊急の治療が必要です。 最近は、狭心症の中でも心筋梗塞に移行しやすい不安定狭心症と、心筋梗塞を合わせ、急性冠症候群と呼んで原因や病態、治療について研究されています。 なお、心筋虚血により心筋の収縮力が弱まると心不全状態になります(虚血性心不全)。また心筋虚血により心室細動など致命的な不整脈を引き起こすことがあります。 これらの病態を総称して虚血性心疾患あるいは冠動脈性心疾患と呼ばれています。  虚血性心疾患に含まれる疾患 ・狭心症 ・心筋梗塞 ・虚血性心不全 ・虚血性心疾患の致死性不整脈
虚血性心疾患の診断 虚血性心疾患を診断するためには、第一に心筋虚血によるさまざまな症状、たとえば狭心症や心筋梗塞、あるいは心不全、致命的不整脈と思われるような症状があって、 第二に心筋虚血があること、第三に冠動脈に動脈硬化性病変があることを確かめるというのが手順となります。 予防 狭心症と心筋梗塞は、どちらも動脈硬化が大きな原因となっています。それだけに予防の基本は、動脈硬化を促進させないこと。

歯周病は、完治しましょう。

筋肉増強

成長ホルモン 男性ホルモン インシュリン

重要なのは、この3つです。 プロのボディービルダーの間では、HGH(ヒト成長ホルモン)の使用は当たり前だと言われています。 成長ホルモンは、年齢とともに分泌が少なくなり、10代の後半がピークで、20代前半でピークの半分程度に減少します。40代ではそのまた半分程度に減少します。 これがいわゆる老化現象の一側面です。 老化に伴い、筋肉量は減少しますが、その原因の一端はHGHの減少によるものと思われます。 なので、HGHを外部から摂取すれば、体は若返り、筋肉も戻ってきます。 世間一般では、HGHは若返り薬として美容の側面から注目されていますが、ボディービルダーの間では筋肉増強剤の一種として見なされています。 HGHはそれ単独で筋肉増強剤として使用することは少なく、インシュリンやステロイドなどと併用して使用することが効果的であり一般的です。 筋肉増強に大きな影響を与える重要なホルモンは、成長ホルモン、男性ホルモン、そしてインシュリンです。 これらホルモンは、筋肉細胞核へたんぱく質で筋肉を合成させるよう働きかけます。 又インシュリンはアミノ酸が筋細胞内に入るスピードを促進させる作用も有ります。 殆どのアミノ酸は、ナトリウムポンプ(細胞膜中の塩分による浸透圧)というプロセスによって筋細胞の中に摂り込まれるのですが、インシュリンはこのプロセスを促進させるのです。 インシュリンはアミノ酸が細胞内に摂り込まれるのを促進し、RNA(たんぱく質合成に必要なもの)の生産量を増やし、同時に筋肉内でのたんぱく質分解(エネルギーとして使われる)を妨げ、肝臓がアミノ酸をエネルギーとして使うのも妨げます。  

副作用

効果を重視するばかりに、副作用がとてつもなく高い筋肉増強剤(アナボリックステロイド等)を使ってしまうと、一生治らない病気を患ったり、病院に何度もお世話になるなど、想像を絶する副作用に悩まされることになります。 1日で筋肉が肥大化するという強烈な効果もあるが、その反面、 後遺症を残すほどの強烈な副作用も存在しているという事を忘れないでほしい。 筋肉増強剤を使用する場合は、「安全性の高いもの」を使用するのが本当に大事だと思える。

テストフェン

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