月: 2020年10月

老眼は、水晶体嚢劣化説

水晶体嚢がレンズの形状を決めている

水晶体とは

水晶体は前房水と硝子体液に囲まれて生存する独立器官であって, 血管系を有せず, したが って水晶体カプセル(水晶体嚢)を通 してのみ栄養物を環境か ら取 り込み, 老廃物をこれ らの環境に排出している。 薬物 もまた水晶体 カプセルを通 してのみ水晶体内部に作用 し得 る

 

水晶体は閉鎖された空間で、血管も神経も通っていません。
内部の細胞はもちろん生きていますが、血管がないので、普通の細胞のように血液から栄養をもらうわけにはいきません。
水晶体に栄養を与えているのは、毛様体でつくられる房水という栄養水です。
房水は角膜と水晶体の間の前房に常に一定吸蓄えられ、古くなった房水は、角膜と虹彩の間の隅角からシュレム管を通って外に出されます。
房水の排出がうまくいかなくなり、普段よりもたくさんの房水が口の中にたまると、眼圧が高くなり緑内障になります。 
水晶体は房水から栄養補給を受けて、その透明性を何年にもわたって保っているのです。

水晶体嚢(水晶体カプセル)、皆さん、聞いたことがないですよね。

水晶体嚢とは。

水晶体嚢(すいしょうたいのう、英: lens capsule)とは眼の構成要素の1つ。水晶体嚢は弾性に富む膜様の構造物であり、恒常的な圧力下でその性質を維持する。結果として、水晶体は球形に近い構造となる傾向があり、この形態は近距離における焦点を合わせるためであると推測されている。

この水晶体嚢は、コラーゲンIVで出来ていて、水晶体の弾性と張りを保っている。この毛様体嚢も常に再生しているが、加齢とともにその再生スピードが遅くなり、結果コラーゲンIV減少してくる。そのため張りが弱まり、水晶体は扁平になってくる。この結果、水晶体の屈折率が低下して老眼となる。

この水晶体嚢は水晶体の上部の面(前面)を厚めに覆っていて、張りを保ち、下部(後面)は薄く、膨らんでいる。老化と共にこの水晶体嚢は全体的にどんどん薄くなってしまっていると思われる。

それは、まるで目の下の弛みと時を同じくして起こっているのではないでしょうか。共にコラーゲンの減少現象です。目の下が弛んできたら、老眼になりつつあると疑った方が良いかも知れません。

張りを失った水晶体カプセルは、毛様体筋や外眼筋がいくら強く働いても水晶体を球形にはしてくれない。

ですから、巷で行われている遠近トレーニング、何じゃらトレーニング、全て無意味です。

 

老眼は治らない! 嘘つくな!

何にも分かっていない人の戯言。インタネットやメディアでは、これらが溢れている。

今では科学の急速な進歩のお陰で、老眼は比較的簡単に治ります。

私のこの簡単な説明でも、どのようにして老眼になるかが分かりましたか?

原因さえ分かれば、問題の90%は解決したも同然です。

皆さん、治し方が分かった方は我先にと、その方法を是非、コメント欄に書き込んでくれたら嬉しいです。でもそれは、また思考停止している人に考える習慣を失わせることになってしまうかな。例えそれでも、小生やっぱコメントを貰えたらめちゃ嬉しい。

繰り返しますが、老眼を治すことは難しいことではない。近眼を治す方が遥かに難しい。

近眼、且つ老眼の人は、先ず老眼を治す必要があります。

ですから、老いも若きも、皆さん、皆さん、考えて、考えて。

分かりましたか?

私は、老眼が治りました。

 

老眼の原因は、水晶体嚢の劣化です。

従来の老眼の原因は間違い

一般に言われている老眼の原因は間違えている?

老眼の原因としてよく言われていること。

1、水晶体の弾力低下、硬化。

2、毛様体筋などの弱り、硬化。

毛様体筋については、水晶体を引っ張っている脈絡膜や外眼筋などの眼球に関わる筋肉の劣化も含まれている。

馬鹿

どちらも間違っている。

このような検証されていない勝手な思い込みが、真実として世の中に浸透している。

だいたい、毛様体筋の硬化も水晶体の硬化もその硬度を測った人などいない。

最初にどこかのバカな誰かが言って、その言葉が独り歩きして拡散していく。

この現象は、日本では特に数多く見られる。これは、日本人が人の言うことを信じやすいという素直な性格が起因していると思う。人を疑わず信じる精神はとても良い性質と思うのだが、常に本当かどうか考える習慣をもう少しは付けてもらいたい。

人々が信じあうことはとても素晴らしく良いことであるのであるが、最近はそれをいいことに悪用する人が多くなった。社会が悪いのであるが、その悪い社会に合わせた考え方を身に付けなければいけない。

本来、日本人の良い気質に対して、悪人の日本汚染が酷くなったためにこのような警鐘を鳴らさなければならいのがとても残念。今は、悪人がマスメディア等で蔓延っている。我々はこのような悪人を排除しなければならない。

話がそれました。戻しましょう。

 

水晶体は硬化しているのか?

水晶体が硬化すると、近くも遠くも見えずらくなるはずである。

ところが、老眼の初期は特に、近くだけが見えずらくなり、遠くは良く見える。

水晶体の弾性が低下したならば、近くも遠くもみえずらくならなければならない。

従って、老眼の原因を水晶体の硬化とするのは可笑しい。

 

水晶体は、直径9mm、厚さ4mmくらい。

老眼になるとその厚みが少し増す。

増すと言うか変形する。基底膜といわれているタイプⅣコラーゲンを主成分とした水晶体嚢で包まれている。このコラーゲンの部分が薄くなり扁平となると近くにピントが合わせにくくなる。弾性はある程度確保されているので、中距離から遠くは見える。

 

また、外縁の部分の厚みが増すことが、房水の循環を止めて眼圧を上げ緑内障の原因にもなっているのではないかと思っている。

 

水晶体の66%は水分、33%がたんぱく質で残り1%が他の物質。

この66%が水である水晶体が固くなるにはどのような現象が起こらなければならなのかをよく考えて欲しい。

ヤブ医者の言う事など信用せず、一体、どのようにして固くなるのか科学的見地から一度考えてみて!

 

もう一度言うよ。固くなって調節できなくなったら、一定の距離の物しか見えない。近くも遠くも見えない。

水晶体は外側の面が扁平で、内側が湾曲して膨らんでいるのですが、老眼となると周辺部分の厚みが増すし全体的に扁平となる。これは観察されている事実です。

硬度の測定データなど私は見たことがない。

 

毛様体筋などの弱りなのか?

いやいや、遠近トレーニングなどで、老眼が改善したと言うデータがないと眼科医は、おっしゃられる。

その理由が、水晶体の弾性が低下したからだ、眼球に関する筋肉を鍛えても改善はしないと説明している。

遠近トレーニング、外眼筋トレーニングをしても効果が出ないというのは、多くの人が実践してみて分かった紛れもない事実でしょう。

誰もが老眼になりますから、その実験データは沢山りますから。

そして、ほとんどの眼科医は、年を取ったら老眼は仕方がないこと適切な老眼鏡を掛けましょうと断言しています。

 

なんですかね~。これ。

遠くは見えても、近くが見えないことが水晶体の硬化で説明できないとは誰も、思わないのですかね~。

 

誰か、水晶体の弾性を測定して欲しい。水晶体の厚みの変化が測定できるのであれば、それも測定して欲しい。科学が進歩した現在、測ろうと思えば、水晶体の湾曲や厚みを測ることができるのではないかな~。

そうすれば、老眼の原因が水晶体の弾性低下ではないことを立証できると思います。

 

現状は、多くの一般人が筋トレやマッサージで老眼を治そうとしたが治らない。眼科医は、水晶体が硬化したからだとして、治しようがないから、老眼鏡をかけましょうと言ってます。

間違っています。

では、何が原因なのか。

水晶体嚢(コラーゲンIV)が、劣化したために水晶体の形が崩れて、扁平になったためだと思います。

コラーゲン同士の架橋が壊れ、張力を失ったのだと思います。

ゴムの経年劣化に似ています。

 

だから老眼を治すには、要するに、この水晶体嚢を再生すれば良いのですよ。