実は、日本だけではない

隣国を見ろ。韓国も台湾も死者は少ない。

なのに何故、このような ”日本だけ” とマスコミが報道し、多くの日本人がそう感じてしまっているのだろうか。

そもそも、その理解が間違っている。一体、何故だろうか。

多分、多分だけど、欧米至上主義的な考え方が染みついているのでは。後は、隣国の韓国や台湾と比べたくない、彼らとは違うという自意識か、敢えて言うと選民意識か。それと、マスコミの言う事を鵜呑みにして、思考停止している。

実は、台湾や韓国も100万人当たりの死者数は少ない。

2020年5月7日現在

日本 4.4人

台湾 0.3人

韓国 5人

中国 3.2人

死者数が少ないのは日本だけではない。

中国は、データがかなり大幅に改竄されていて(他国も改竄されているだろうけど、程度の問題)、意味のないデータですが、参考までに載せてみた。

 

専門家が自らを専門家と言う時

専門家が自分は、専門家という時は、それに敬意を払ってもらいたい時。自分の意見の自信のなさの現れでもある。

ある専門家委員の先生が、何度も専門家ですから、専門家、専門家と何度も繰り返していたのが、耳障りに聞こえたのは私だけだろうか。

さて、その自称専門家のお答えが次のようなものでした。

「今のところBCGが有効とのエビデンスはない。日本の感染者数と死亡者数が米欧と差があるのは【医療制度が充実し多くの重傷者の適切ケアされ・医療崩壊も防げてる】【初期のクラスター対策が有効だった】【国民の健康意識が高い】の3つが大きいと思う」

一つ一つについて、反証する必要があるのでしょうか。

その必要もないと思うので、取り敢えず割愛させて頂きます。

 

説明しなくても、理由に誤りがあり、考察が足りない。とても専門家とは言えないといういことが分かってしまうと思います。

専門家が私は専門家、専門家と何度も言う時は、知識が足りない、自信がないからの場合が多い。

 

専門家会議のメンバーには、問題がある。

我々がやるべきことは、彼らが今まで約4か月の間、何も有効な政策を実施してこられなかったので、即刻退任をさせ、然るべき人を就けるべきだと要求することです。

 

このままでは、日本がだめになる。更にだめになるが正しいか。

 

日本、台湾、韓国の死者が少ない理由

武漢のウイルスが発生した初期の段階で、「ウイルスには2種類ある」といレポートがあった。

S型とL型である。

2020年、5月になると200種類近く発見されたという報告もある。

ああ、RNAは変異しやすいから、こんなに変化してしまっているんだな。

と単純に思う人も多いかも知れません。

確かに変異は多いので、亜種は沢山できる。

 

でも、S型とL型の意味はちょっと違う。

新型コロナウイルスは、この根本的な違いにより、大きくこの2つに分類されると考えている。

その他の違いは、その亜種として分類するのが良いと思う。

 

イギリスのとある論文では、ABCの3種類としているが、CはBの亜種で、

S型=A 、 L型=B

の関係になっていている。

 

さて、重要なことは、この2つの毒性が異なることである。

L型は、S型に比較して重症化する率が高い。

 

これこそが、日本、台湾、韓国に死者数が少ない正体である。

日本、台湾、韓国で流行っている新型コロナウイルスは、ほとんどがS型と考えられる。

 

中国の武漢は、初期のころは、L型7割、S型3割でL型が主流だったが、その後、その比率は徐々にS型が増していった。

L型の多かったから、武漢は死者が急増した。

 

欧米では、L型の亜種が主に流行っているから、死者が多数でている。

これが、世界の各地で死者数が違う真相だろう。

 

因みに、S型の方がL型より、伝搬力が強いと考えられ、それが中国の隣国にはS型が多い理由であり、武漢でS型の比率が増加した理由でもある。

 

私だけが、これらの事実を知っている訳ではない。

既に、多くの研究者が気づいているに違いない。

このことは、今後の感染対策、治療法などに影響する大変重要なことなので、広く知られて欲しい。

そのことを願って、敢えてここに書き記した。