歯周病菌は嫌気性

歯周病菌は酸素が嫌い。

 

歯周病菌と言われるものは、たった一つの病原菌を指すものではありません。

歯周病菌には、多くの種類があります。

 

菌は、好気性と嫌気性の2つに大きく分けることが出来ます。

好気性とは、生きていくために酸素を必要としている菌です。

逆に嫌気性とは、酸素が毒で酸素があると生きていけない菌です。

 

歯周病菌は、嫌気性です。

 

プラークを取り歯周病菌を酸素に晒そう

つまり、歯周病菌は酸素に弱い。

だから、プラークや歯石の中や歯周ポケットなどに避難して生きています。

 

歯石やプラークを取ってやれば、隠れ家がなくなり、酸素に晒されることになり生きていけません。

ですから、歯石やプラークの除去は、歯周病菌を減らすために大変有効です。

歯周病菌のような菌は、常在菌と言われ必ずいくらかは体内に存在しています。

 

その数をゼロにすることはできないと言われています。(ほんとかな~)

 

その数が増え、免疫力が衰えると歯周病が発症します。

つまり、その数を減らすことは、歯周病になるリスクを減らすことになります。

 

歯周病菌は、歯肉や血液内などプラーク以外でも様々なところに存在しています。

とは言え、プラーク部には沢山存在しているので、プラークの除去はとても効果が期待できます。

皆様、是非とも歯石、プラーク除去に努めてください。

 

歯医者で取ってもらうのも良いですし、自分で取るなら冶具を購入されると前歯の部分なら取れます。