ダウンエイジング (Rejuvenating)

Antiaging 時代は終わった。今や、ダウンエイジング(Rejuvenating)時代だ。何故なら、全ての細胞、器官は再生可能だ。即ち元来、人には若返る力がある。だから将来、不老不死の時代になるという人も居る。多分そうなるに違いない。

0.1以下の視力の障害とメガネ

目次

  1. 視力0.1以下の割合
  2. 視力0.1以下の障害
    1. 黄斑部出血
    2. 網膜分離と剥離
  3. 視力0.1以下のメガネ
    1. ガラスレンズとプラステックレンズの違い
    2. 過度の薄型レンズは必要なし

視力0.1以下の割合

近年日本でも、若者の視力0.1以下の人の割合が増えています。

その割合はどうかと調べたある調査によると、 視力0.1以下の割合は、

38%で、1.0以上の割合は 18%であったそうです。

何と約4割もの人が視力0.1以下とは驚きです。

そして、若年ほど、0.1以下の割合は多かった。

スマホ、携帯電話、ゲーム機、PCの長時間使用などの

生活環境の変化がその主な要因と考えられています。

本当でしょうか。

私は、実は違うと思います。

昔も、読書や勉学などで近くばかり見ている人は

いましたが 目が悪くなった者は少なかったのでははないでしょうか。

最近の急速な科学進歩にも関わらず、近視の問題は 悪化しています。

改善されないのが不思議でしたね。

やっとその原因が明らかになって来た様な気がしています。

 

視力0.1以下の障害

強度近視の人には、様々な合併症を生じることがあります。

強度近視の人は、病的な毛細血管が沢山出来てしまっている ことが多く、

また、眼軸長が伸びてしまい、網膜や脈絡膜が 薄くなってしまっていることも多い。

眼軸長とは、眼球の奥行き、つまり水平方向の 眼球の長さです。

多くの強度近視の人は、眼軸長が長くなっています。

これは、近くを見ようとする時に、水晶体を厚く しようとすると同時に、

網膜細胞が光りの強い場所に 近づこうとするからです。

24mm程度が標準の眼軸長ですが、強度近視の人は、

27mm以上、時には30mmにまで伸展して しまっていることがあります。

眼軸長が長くなると、視機能に重要な視神経や 黄斑部、

網膜などの部位が機械的に伸展される とともに変形し、

様々な強度近視特有の眼底病変 を起こしてきます。

強度近視の約1割の人に以下のような合併症や その兆候見られるようです。

★ 黄斑部出血

強度近視の患者さんの約1割に、黄斑部という 網膜の中心部分に出血が生じます。

強度近視の患者さんでは網膜と脈絡膜を隔てる バリアのような働きをしている

ブルッフ膜という 膜に亀裂が入ることがあり、この亀裂を通って 脈絡膜から

病的な血管が網膜に入り込んで しまった状態です。 このように強度近視の人は、網膜に内出血を 起こす危険性が高く、注意が必要です。

★ 網膜分離と剥離

強度近視では眼軸長が長くなっているので、 伸びきれなくなった網膜がはがれ

てきてし まうことがあります。

所謂、網膜剥離またはその前段階である網膜分離 と呼ばれるものです。

また、強度近視の人は、網膜や脈絡膜が酷く 菲薄化し、萎縮してしまってます。

強度近視の人は、網膜が脈絡膜から剥がれ 易いので、特に注意が必要です。 また、ここでは詳しく触れませんが強度近視の人は、 緑内障と間違って診断されることも多い。

まあ、これは、医師のレベルの問題ですが。

 

視力0.1以下のメガネ

視力0.1以下はだいたいジオプトリー(度数)で 言うと-4.00D以下に相当します。

メガネは、我々に良好な視界をもたらす便利の器具 ですが、同時に目の状態を悪化させて

しまうとう面も 持っています。

強いメガネを常時掛けていると、努力なしに見る事に 目が慣れてしまい、自力で目の

調節機能を働かせる事を 怠ってしまうのです。 その結果、目のピント調整機能が衰えて、更に目が 悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

メガネは、強すぎるものを作らないように注意 しましょう。

特にコンタクトレンズの場合は、強めの度数のレンズ を作る傾向があるのではないかと思っています。

コンタクトレンズの方がメガネより、視力の低下を 促進させる危険性が高いと思います。

★ ガラスレンズとプラステックレンズの違い

私は、ガラスレンズの方をお奨めします。

ガラスレンズは光学性能においてプラスチックレンズより優れ、 耐熱性もあり、傷もつきにくいので

長持ちするメガネレンズです。

では、ガラスレンズのディメリットは何でしょうか。

● 衝撃に弱く壊れ易い。

● 染色が難しく、色はブラウン、グレーに限られる。

● 遠近両用メガネを製作するのが難しく高価になる。

● プラスチックより重い

こうして見ると、遠近両用とか色つきメガネが欲しいの でなければガラスレンズで良いのではないでしょうか。

 

★ 過度の薄型レンズは必要なし

薄ければ薄いほど軽くて良いと思いがちですが 決してそうではありません。

薄くなればなる程、材料の屈折率が高くなると同時に 比重も重くなります。

従って、薄くしたからと言って必ずしも軽くなるとは 限りません。

また、過度に薄いレンズを作ると見える色が変化します。

レンズにはアッベ数という数値が存在します。

この数値が高いほど色にじみが少なく、本来の色と 同じように見えます。

薄型になるほど、アッべ数は下がります。

これはガラスレンズもプラスチックレンズも同じです。

ですから、強度近視の人でも、私は、過度の薄型レンズは お奨めできません。

但し、レンズが薄型でないと選べないフレームがあります。

ファッション、スタイル、見た目重視の方は、 薄型もありですかね。

いっその事、視力回復してしまえば、瓶底メガネからも 開放されますね。

 

 

 

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