ダウンエイジング (Rejuvenating)

Antiaging 時代は終わった。今や、ダウンエイジング(Rejuvenating)時代だ。何故なら、全ての細胞、器官は再生可能だ。即ち元来、人には若返る力がある。だから将来、不老不死の時代になるという人も居る。多分そうなるに違いない。

ネアンデルタール人はホモサピエンスが滅ぼした

目次
  1. 歴史に学ぶ
  2. アーリア人の侵攻
  3. 似ているネアンデルタール人の滅亡
 

歴史に学ぶ

歴史に学べとよく言われる。   歴史は繰り返す。 しかし、それは、全く同じではない。 それは、まるで、らせん状に上っていくように、同じ事を繰り返しながら、しかし少しずつ違った道を歩んでいる。 良く言われている話である。   私も同感である。 そこで、この説に基づいて、ネアンディルタールが何故滅亡したかを考えてみた。 歴史を振り返る。  

アーリア人の侵攻

最新のDNA解析からの結果では,イギリスを除いて現在のヨーロッパ人の起源は,ウクライナ等の黒海周辺の農耕牧畜民族が,ヨーロッパを侵略し,それ以前の狩猟採集民族を絶滅させて定着した。
アーリア人は、2度に亘ってヨーロッパやインドに侵攻し、そこに住む人々を絶滅させ、定着した。  

ヨーロッパ人のアメリカ大陸侵攻

民主主義国家アメリカの歴史は、先住民の大量虐殺の上に成り立っている。人数は1000万人とも1500万人とも言われている。人数の多さもさることながら、一つの大陸で文化を築いてきた民族を根こそぎ根絶やしする“民主主義”国家アメリカに正義は無い。
ヨーロッパ人は、アメリカに侵攻し、先住民を絶滅させた。 インカ帝国もアステカ文明もマヤ文明も滅亡させました。 スペイン軍はたった168人で、インカ帝国軍8万人以上と戦ったとあります。 そして、スペイン軍が勝った。   いくら、スペイン軍に銃と鉄兜があったと言っても、それだけでは勝てないでしょう。 スペイン軍の持っていた銃は、たったの12丁だったとか。   故意に天然痘を流行らせて、絶滅に追い込んだのだと思います。 偶然ではありません。   当時の生物兵器ですね。 ワクチンと免疫のないインカ人は、それで絶滅したのでしょう。 多分。 恐ろしい。  

似ているネアンデルタール人の滅亡

ホモサピエンスの4万2千年前のヨーロッパ侵攻は、とても良く似ています。 ヨーロッパに侵攻してきたホモサピエンスが、その当時、住んでいた狩猟民族(ネアンデルタール人)を滅亡させたと考えるのが自然です。 40万年前に誕生したネアンデルタール人は、15万年以上前からヨーロッパや中東で栄えていました。 そして、5万年前に東アフリカを出たホモサピエンスがヨーロッパに来ると、急にその人数を減らします。 以前は3万年前まで生きていたとされていましたが、4万年前に絶滅したという論文が、2014年8月20日のネイチャーに発表されました。   その時期は、4万2千年前にホモサピエンスがヨーロッパに入ってきた時期と一致します。   では、何故、後から来たホモサピエンスにネアンデルタール人は負けたのでしょうか。 それは、ホモサピエンスが言語中枢が発達して、複雑な情報伝達ができたの比べて、ネアンディタール人は言語中枢が未発達のため単純な情報伝達しかできなかったからでしょう。   下あごの骨の形状から、ネアンデルタール人は、いろいろな母音を発することができなかったと思われています。   私は、言語中枢は5万年前に突然変異により、獲得されたと思っています。 それは、石器の大きな進化が5万年前に起こったことから類推されます。   言語を獲得したホモサピエンスは、技術の伝達手段を得て、急速な発展を遂げます。   ヨーロッパに進出したころ、彼らは、投げ槍を発明していたと言われています。   一方、自由に言葉を話セないネアンデルタール人にはそのような武器はありませんでした。 彼らは、小動物や猛獣たちの食べ残しを漁る狩猟生活をしてました。 猛獣を道具を使って集団で殺すことはできなっかたのです。   人類の脳は60万年前に大きくなり、その後あまり大きくなっていないそうです。   ネアンデルタール人の脳は、ホモサピエンスよりも少し大きい。 しかし、言語を話せるかどうか、知能程度がどうかということは、脳の大きさだけでは決まりません。 脳に張り巡らされている神経回路がどうかという問題です。   この言葉を話すことができるかがどうかの違いは、大変大きな違いだったと思います。   武器というか、コミュニケーション力の違いにより、後から来たホモサピエンスが先住民であるネアンデルタール人を殺し、絶滅させた。   闘いに負けた方の運命はどうなるのでしょうか。 男は殺され、女は犯される。 それが、人類の歴史です。   犯された女の中には、妊娠して子供を産む女もいたことでしょう。 その証拠が、ヨーロッパ人のDNAの残されています。 ヨーロッパ人のDNAには1-4%くらいのネアンディルタール人のDNAが含まれているそうです。   私は、このパーセンテージは、もっと多いのではないかと思っています。 ネアンでタール人のDNAが最近、採取することができ新しい事実が少しずつ分かってきました。   青い目と金髪は、ネアンデルタール人の遺伝子だそうです。 つまり、金髪のブルーアイは、ネアンデルタール人との混血ですね。   5万年前の東アフリカの共通の祖先が、たった4万年余りで、白人と黒人のような 大きな差異が生じるものなのか。   ほんとうに環境の違いと突然変異で、そのような違いが生じたのであろうか。   とても不思議に思っていいましたが、その謎も解けました。   白人は、ネアンデルタール人との混血です。   白人と我々黄色人の性格はかなり違うと思っていましたが、 その謎も解けました。   白人には、ネアンデルタール人の血が多く流れています。   そのDNAの違いが性格を決定づけているのです。   勿論、あるDNAの機能が発現するこどうかは、環境因子によりますが、 そのDNAがあるかないかが決定的な差となって現れます。   ネアンデルタール人には、人食の慣習があったことが確認されています。       そのネアンデルタール人を絶滅させた子孫が、アメリカ大陸に渡っていきました。 そして、また歴史は繰り返す。   そして、これからも歴史は繰り返す。

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