月: 2017年6月

アスタキサンチンと視力回復

目次

  1. アスタキサンチンの抗酸化作用
  2. アスタキサンチンの効果、効能は何か
  3. アスタキサンチンで視力回復
    1. アスタキサンチンによる視機能の変化
    2. 血液網膜関門
    3. 近視はピント調整機能の低下
  4. 目の疾患の改善
    1. アスタキサンチンの摂取量
    2. お勧めサプリ
  5. アスタキサンチン体験談

アスタキサンチンの抗酸化作用

アスタキサンチンの抗酸化作用が強いことが、話題になっている。

抗酸化作用がビタミンEの何倍だのβカロチンの何倍も強いことばかりが強調されて、

他の機能が見過ごされているように感じてならない。

何でも、抗酸化作用で説明しようとする単純さ。

アホか。  

活性酸素にばかり説明が集中しているのは、つまり、まだ、アスタキサンチンの効果、

効能について良く分かっていないのが現状と言うことなのか。

もし他の知識があれば、それらについてもいろいろ言及されていることだろう。

彼らには、それらの知識がないから、活性酸素の除去が著しいことばかり書かれている。

 

アスタキサンチンの効果、効能は何か

アスタキサンチンは以下のような効果、効能が謳われています。

  • 目疾患の予防・改善・(眼精疲労の改善など)
  • 皮膚障害の予防・改善・(美肌効果、美白効果など)
  • 生活習慣病の予防・改善(心筋梗塞のリスク低減、糖尿病予防など)
  • メタボリックシンドロームの予防・改善(高血圧・高脂血症・肥満の予防など)
  • 免疫力の向上(ストレス性免疫低下の抑制など)
  • 抗疲労作用(筋肉疲労の軽減など)
  • 抗炎症・抗アレルギー作用
  • 抗がん作用
  • 認知機能の改善
  • 血行促進

  生活習慣病の予防や、メタボリック、認知症、血行促進、抗がん作用などは、一般に真実が良く分からない状態で良く言われることなので置いておいて、 ここで、着目すべき点は、目疾患の予防・改善と、抗炎症・抗アレルギー作用だと思います。

この2つが、アスタキサンチンの特徴的な効果・効能ではないでしょうか。

抗炎症については、「アスタキサンチンの腎機能改善」を是非参照してください。  

ここでは、アスタキサンチンの目疾患の改善について、掘り下げてみたいと思います。

 

アスタキサンチンで視力回復

アスタキサンチンを摂取することにより、眼精疲労や視力が回復がみられたという報告が数多くあります。

アスタキサンチンによる視機能の変化

アスタキサンチンの視機能への影響を,40歳以上の健康人49人49眼について検索した。全例を年齢と性別が同じような4群に分け,それぞれに1日1回,0mg, 2mg, 4mg, 12mgのアスタキサンチンを28日間内服させた。4mg群,12mg群で遠見裸眼視力が有意に改善した。4mg群と12mg群では調節緊張時間が有意に短縮した。屈折値,フリッカー融合頻度,瞳孔反応には変化がなかった。

(藤田保健衛生大学医学部眼科学教室の論文より) 富山医科薬科大学眼科による試験の結果、

アスタキサンチン5mgを1ヶ月摂取したところ、ピント調節力が改善しました。

ピント調節力の改善に伴い、肩こりや目の奥の痛みが改善したという報告もあります。

また藤田保健衛生大学眼科による試験では、アスタキサンチンの摂取量が多いほど、調節にかかる時間が短いことがわかりました。

一方、効果がないと言う報告もあるので、鵜呑みにはできませんけど、私は効果があると思っています。  

血液網膜関門

目は神経の束で脳と直結した生命活動を維持するために最も重要でとても大切な器官です。

そのため「血液脳関門」と同じように、網膜にも特定の栄養素だけを選別する「血液網膜関門」が存在します。

いわば「関所」のようなものがあり、不用な物質はすべてはじかれてしまいます。

この脳や目に必要な栄養素のみを選別するこのフィルターのようなシステムはとても厳重なもので、ビタミンCやビタミンE、βカロテンなどの抗酸化物質でさえ通れないのです。

アスタキサンチンは他の物質が通れないこの関所を通過することができる数少ない物質のひとつです。  

近視はピント調整機能の低下

わたしたちがものを見るときは、眼球のまわりの毛様体筋という筋肉によって水晶体の厚みを変え、

ピント調節をしているのですが、目を酷使するとこの機能が疲労し、調節がうまく働かなくなります。

これが眼精疲労という状態で、目がしょぼしょぼする、目が痛い、かすむ、という症状だけでなく、

ひどくなると肩がこったり、頭痛がおきたりします。  

アスタキサンチンは、この「血液網膜関門」も通過することができるので、網膜など目の組織に対してダイレクトに抗酸化作用を発揮します。

物を見る時は、脳と目が上手く連動していなければいけませんが、それらの機能を維持するためには、脳や目といった繊細な場所に、有効なアスタキサンチン・ルテイン・ゼアキサンチンといった通過可能な成分を供給しなければ意味がないのです。

 

目の疾患の改善

目は皮膚同様、紫外線を直接浴びるため、表面や内部でたくさんの活性酸素が発生していると考えられます。

アスタキサンチンは紫外線によって発生する一重項酸素の消去に働くことがわかっています。

そのため、アスタキサンチンは眼精疲労だけでなく、紫外線のダメージが原因と考えられるさまざまな目のトラブル、黄斑変性症、白内障、網膜症、ブドウ膜炎などに対しても有効性が期待されています。

アスタキサンチンは、失明の恐れもあるブドウ膜炎という病気にも効果的だと言われています。

ブドウ膜炎とは、目の虹彩や毛様体、網膜、脈絡膜に炎症が起こる病気で、これにアスタキサンチンが効果を発揮する事が分かっているのです。

その他、加齢によって黄斑部が変性するために視界がゆがんだり狭くなったりする加齢黄斑変性症や、緑内障にも効果があると考えられています。

白内障は、80代になると100%の確率で誰もがかかる病気です。

アスタキサンチンは、この白内障に効果があります。

白内障は、水晶体にタンパク質が溜って白く濁る病気で、患者の7割が加齢によって引き起こされています。

水晶体が濁るという状態は、水晶体の細胞内に存在するクリスタリンタンパクというタンパク質の異常変質によるものです。

クリスタリンタンパクは、本来であれば非常に小さく、水晶体の働きを邪魔することはありませんが、クリスタリンタンパクを構成しているアミノ酸が、様々な要因によりストレスを受けることで、異常なサイズの塊へと成長してしまうのです。

これにより、水晶体を通過するべき光が眼の奥に届かなくなったり、反射して眩しくなったりしてしまいます。

白内障は、気が付きにくい病気なので、普段から目をケアしてあげることで発症を遅らせることが大切です。

何故、水晶体にタンパク質が溜ってしまうのかというと、活性酸素が多くなり過ぎて水晶体に存在しているタンパク質が酸化してしまうことが原因なのです。

ですから、活性酸素を除去してくれるアスタキサンチンのパワーで、水晶体の酸化を防ぐことで、白内障の予防や進行を食い止めることができるのです。    

アスタキサンチンの摂取量

アスタキサンチンの一日の摂取目安量は、およそ6㎎と言われています。

アスタキサンチンは、イクラやカニやエビの甲羅などに多く含まれていることで知られています。

これは、サケの切り身1,2切れ程度、エビなら10匹程度で摂取できる量です。

魚介類が好きな人にとってはそれほど摂取するのは難しくないのではないでしょうか。

アスタキサンチンはとても安全性の高い天然成分なので、過剰摂取の心配をする必要はほとんどありません。  

飲むタイミングですが、飲んでから約6時間後に効果が発揮されると言われていますので、目を酷使している方は

目が疲れる頃合いを逆算して飲むと良いでしょう。

アスタキサンチンは、飲んでから72時間後以降から効果が消失し、体内に蓄積されないため、副作用の心配がないことも確認されています。  

お勧めサプリ

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私は、2017年7月13日より、このアスタキサンチンの摂取を始める。

サプリメントで効率よくアスタキサンチンを摂取する場合は、ルテインやアントシアニンなども配合されたサプリメントを選ぶのも良いでしょう。

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アスタキサンチン体験談

2017年7月16日、やっとアスタキサンチンが到着した。

早速1粒、10mgを飲む。 翌日には、目がちかちかして、焦点が合いだした。

ピント調整力の改善です。

勿論、眼鏡をかけた状態です。

度の弱い眼鏡を家では、掛けているので遠くはいつもぼやけている。

一ヶ月後が楽しみである。

素敵な報告ができると良いのだが・・・・・。

 

アスタキサンチンだけでは、私には残念ながらあまり効果はありませんでした。

でも、ある目薬が効きました。

これです。

 

みんなの視力回復道場

 

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尿酸結晶で毛細血管が詰まる

目次
  1. 尿酸値が高くなると
  2. 尿酸結晶が毛細血管を詰まらす
    1. 毛細血管の太さ
    2. 痛風患者数
  3. 尿酸結晶が析出した結果
    1. 痛風
    2. 高血圧
    3. 末端冷え性
    4. 腎臓障害

尿酸値が高くなると

尿酸値が高くなると尿酸結晶が血清中に析出してきます。 血清中の尿酸値が 7.0mg/dL以上になると尿酸結晶が析出してくると言われています。 7.0mg/dL以上を高尿酸血症といいます。   因みに私は、前回の検査で、8.3mg/dL でした。 高過ぎますね。   勿論、過去に痛風の経験が何度もあります。 酒飲みだから仕方ないですね。   この状態を継続することは、体にとても悪いので、今では、対策をとっています。 その結果、かなり下がったのではないかと思います。  

尿酸結晶が毛細血管を詰まらす

毛細血管は、血管の95%を占めます。 血管のほとんどが毛細血管で、毛細血管を通して、体の細部に血液が送られています。 この毛細血管は、非常の細く直径が9~10マイクロメートル程度の太さです。 そのため、非常に小さな固形物でも詰まってしまいます。   尿酸結晶でも、毛細血管は詰まってしまい、その結果、血流が悪くなります。 血液は、栄養・酸素を供給し、老廃物を体外に排出する働きをしています。 血管は酸素や栄養素のほか、副腎などで分泌された性ホルモンや免疫系のリンパなどの運搬も行う人体にとって非常に重要な通り道です。 また、細胞から二酸化炭素や老廃物を回収するのも重要な役割をしています。 ですから、血流が悪くなると体にいろいろな疾患を起こしてしまいます。  

毛細血管の太さ

毛細血管は通常1ミリに8〜12本あります。 長さは地球2周半(約10万キロ)とも言われます。 一般的に毛細血管の太さは、約9~10μmです。 指先の毛細血管は非常に細く、最も細い部分は約8μmです。  

痛風患者数

最近のわが国における大規模調査によると、高尿酸血症の頻度は、成人男性において21.5%~26.2%と報告されています。 年齢別の頻度では、30歳台、40歳台が最も高く、30歳台の頻度は30%にのぼっています。 また、10歳台における高尿酸血症の頻度は16.3%、その患者数は増加傾向にあります。   女性は、エストロゲンという女性ホルモンが尿酸の排泄を促進するので、痛風にはなり難いのですが、閉経後はそのエストロゲンの分泌も急減してしましい、男性と同様に痛風になる可能性が高くなります。 女性も閉経後は、飲酒量が多いと痛風になってしまいます。  

尿酸結晶が析出した結果

さて、毛細血管が尿酸結晶で詰まると、どうなるのか。 詰まった結果、以下のような体の異変が生じます。  

痛風

痛風は、毛細血管を詰まらせた尿酸結晶を除去するために免疫機能が働いた結果起こります。 免疫の尿酸結晶への攻撃の結果、患部は腫れ、熱を持ち、激痛を伴ったりします。  

高血圧

毛細血管が詰まると、栄養や酸素が行き渡らなくなり、自律神経が働き、血圧を上げて栄養や酸素を細胞まで行き渡らせようとします。 そのため、毛細血管が詰まっていると高血圧になります。 尿酸結晶により毛細血管が詰まった場合も、この現象に当てはまります。  

末端冷え性

毛細血管が詰まると、末端まで酸素や栄養やエネルギー源が行き渡らなくなり、エネルギーの生成もできず冷えてしまいます。 これが、末端冷え性です。 毛細血管の血流が悪くなるのが、主な原因です。  

腎臓障害

腎臓は、非常に沢山の毛細血管が張り巡らされています。 ここが、尿酸結晶によって詰まると、炎症を起こしてしまいます。 腎臓の働きが悪くなって、所謂「痛風腎」と呼ばれる状態になります。 痛風腎になると腎臓の炎症が長引きやすく、さらに腎臓の働きが悪くなってしまいます。 また、腎臓に尿酸が固まった結石が作られることがあります。 結石は尿管を傷つけることがあるため、おなかや背中が痛くなったり、血尿が出たりすることもあります。   皆さん、頑張って、高尿酸血症を治しましょう。 治し方は、ここ「痛風は簡単に解消できます」に書いてあります。

老化と筋力低下

目次
  1. 歳をとると足が弱るのは何故か
    1. 結論から言うと
  2. 治療の仕方
  3. 予防の仕方
 

歳をとると足が弱るのは何故か

何故、歳をとると足腰が立たなくなるのだろうか。 筋肉は、使わないと萎縮してしまいます。 たとえば絶対安静の状態で筋肉の伸び縮みが行われないと、1週間で10~15%の筋力低下が起こると言われています。 高齢者では2週間の床上安静でさえ下肢の筋肉が2割も萎縮するともいわれています。  

結論から言うと

活動意欲がなくなり、動かないから弱る。 使わなくなると、廃用症候群となり、終には神経の指令が届かなくなり、全く動かなくなる。  

廃用症候群

廃用症候群とは過度に安静にすることや、活動性が低下したことによる身体に生じた様々な状態をさします。 ベッドで長期に安静にした場合には、疾患の経過の裏で生理的な変化として以下の「廃用症候群の症状の種類」に示すような症状が起こり得ます。病気になれば、安静にして、寝ていることがごく自然な行動ですが、このことを長く続けると、廃用症候群を引き起こしてしまいます。
特に高齢者では、知らないうちに進行し、気がついた時には、「起きられない」「歩くことができない」などの状況が少なくありません。   過度に安静にしたり、あまり身体を動かさなくなると、筋肉がやせおとろえ、関節の動きが悪くなります。 そしてこのことが、さらに活動性を低下させて悪循環をきたし、ますます全身の身体機能に悪影響をもたらします。 最悪な状態では、寝たきりとなってしまうことがあります。 多くの老人が、足の筋肉が弱るのを防ぐために、ウォーキングや体操を行っている。 筋肉は使わないと直ぐにおちる。 宇宙飛行士も地上帰還時歩けない。 ほんとうに、瞬く間に筋力も、運動神経も劣化します。 運動神経とそれぞれの筋肉の連携が崩れてしまうのです。   歩かないと骨も弱くなる。 骨粗鬆症になります。   ほんと、足が弱るのは、あっと言う間です。  

治療の仕方

高齢者が一度廃用症候群になると、元の状態まで改善させることは難しくなります。 つまり廃用症候群は治療よりも予防が重要です。 心機能の低下や誤嚥性肺炎は普通の病気と同じように投薬を中心に治療を行います。 せん妄の時には精神神経用の薬を使用することもあります。 可能であればできるだけ早く元の生活に戻すことが大切です。 自宅から入院して廃用症候群になった場合は、入院のきっかけとなった病気が治ったら速やかに自宅に戻ると廃用症候群を防ぐことができます。 やむを得ず長期臥床が必要であった場合は、早いうちから病気の治療を妨げない範囲でリハビリを行うことも重要です。   適切なリハビリを実施すれば、必ず回復します。 早いことに越した事はありませんが、遅くなっても、老齢でも必ず回復します。 諦めずに根気良く適切なリハビリを続けて下さい。 適切なリハビリとは、何か? 人それぞれ、その時期によっても違います。 ですから、ここでいろいろなケースについて、個々に説明することはできませんが、いろいろな情報の下に判断してください。 遅すぎるということは、ありません。 私のお勧めは、加圧トレーニングです。 興味のある方は、こちらの記事「老人リハビリ加圧トレーニング」をご参照ください。     私も膝の人体を伸ばし、ギブスを1ヶ月嵌めたときには、ギブスをとった後、膝を動かすことはできませんでした。 筋肉に繋がる運動神経が欠落してしまったのでしょう。 その時は、若かったので、直ぐに回復しました。   老人は、もう少し時間が掛かるかも知れませんが、大丈夫です。  

予防の仕方

廃用症候群は、治療を必要とする疾患によって安静臥床を余儀なくされている状況で、運動をしないこと、寝ていること、日常生活に支障をきたす手足の位置や関節の角度(不良肢位)で長時間を過ごすことにより生じます。 たとえば、下肢を骨折して、ベッド上での生活が長くなると、骨折した下肢の筋肉が萎縮したり、関節が拘縮してしまうだけでなく、起立性低血圧や、静脈血栓症、誤嚥性肺炎や褥瘡を起こしやすくなります。   廃用性症候群を予防するためには、できるだけ寝た状態を存続させないようにします。 座位時間を増やしたり、ベッド上で上肢や下肢を動かす運動を行います。 人とのかかわりが薄れると精神機能の低下をきたすので、言葉をよくかけ、面会をよくするようにしましょう。

痛風型高血圧が治った

目次

  1. 収縮期血圧の変化
  2. 拡張期血圧の変化
  3. 痛風治療経過

痛風型高血圧って、私が勝手に命名しています。w  

収縮期血圧の変化

収縮期血圧は、変動幅が非常に大きい。 痛風治療を始めて1ヶ月。 まだ、痛風症状は消えない。 なので、まだ、まだ、関節などにこびり付いた尿酸結晶は綺麗になってはいないと言うことだ。 そのため、痛風症状または痛風の前兆症状は常時継続している。  

収縮期血圧は、180mmHGから130mmHGの間をいったりきたりです。 なんと50mmHGも変動している。 そもそも、それほど血圧の値はフレキシブルなものなのだろう。   ちょっとした、体の状況に反応して、大きく変るもので、そもそも130mmHG以下にキープするという考えがナンセンスです。 ほんと近頃の官僚ってアホばかりですね。 こんな簡単なことも理解できていない。  また、知っていながら悪意を持ってやっているもっと悪い奴らもいる。

本題に戻ります。   今迄は、180mmHGを下がることがほとんどなかったのに、体調しだいで、大幅に血圧が下がるようになった。 そこが、明白な体の変化です。 この変化をもたらした一つの要因は、痛風治療の結果に相違ありません。   痛風発作が治まれば、血圧は、低い状態で安定するでしょう。 今、痛風症状が継続しているため、尿酸結晶が毛細血管を詰まらせています。 毛細血管の太さは、髪の毛の太さの14分の1位細く、ちょっとしたもので詰まってしまいます。 その結果、血圧はどうしても高くなります。 そして、血管の圧損の99%は、毛細血管です。

  今は、拡張期血圧の値が明らかに治療前とは違います。 上が180mmHGを超えていたときは、いつも下は100mmHGを有に超えていました。 ところが、今は、上が180mmHGでも下は100mmHG以下です。   明らかに違いますね。 体が変化しています。   収縮期血圧と拡張期血圧の差が100mmHG近いって凄くありませんか。   これを評して、血管の弾力性があるとかないとかいう馬鹿がいる。 情けない。   ここでは、説明せず馬鹿だなと哀れんで終わりにします。 でも一言で言うと、これは、自律神経がそうさせているのです。   痛風治療法について、興味のある方は「痛風は簡単に解消できます」を参照ください。  

拡張期血圧の変化

拡張期血圧の数値の目安は、WHOでは79以下が望ましいとしされており、低い分には心配する必要は無く、逆に90以上は危険とされていますが、低いのも問題だと思います。  

拡張期血圧が65mmHGを下回ると、立ちくらみや、寝起きが悪いということが起こります。 低血圧は、あまり問題とされませんが、低血圧も困りものです。 生命活動力の低下、免疫力の低下などの問題があると思います。   私の拡張期血圧は、治療前は110mmHG以上のときもありましたが、今では、75~95mmHG位を変動しています。 これも、痛風の治療の結果だと勝手に思っています。 末端冷え性が解消されると共に、血圧を低い値で安定してきました。 まだ、完全に末端冷え性が解消されていませんが...。  

痛風治療経過

痛風治療によって、体の関節に溜まった尿酸結晶が溶け出したため、股関節以外のあらゆる関節部分に違和感(痛風発作の前兆)を感じる日々が続きました。 足の指は勿論のこと、踵、くるぶし、膝、手の指、手首、肘までです。  

私の場合、両手の小指と人差し指の第一関節の違和感や痛みが酷いです。 両足の指先の末端冷え性や、痛み、違和感も続いていますね。   それらが落ち着いてくると同時に、血圧も下がってきました。 私の高血圧は、痛風型高血圧だったのでしょう。   高血圧が治っても痛風は完治していないのが普通です。 高血圧が解消しも、尿酸値が十分に下がるまで、痛風治療は続けましょう。

個人差はあるでしょうが、私の経験では、最低2ヶ月以上の痛風治療が必要だと思います。   また、尿酸は、断酒しない限り、また体に溜まりますから、痛風治療は時々繰り返して下さい。   私と同じ痛風型高血圧の人は、意外に多いのではないかと思います。 末端冷え性、高尿酸血症、痛風の発症経験があるなどの人は、試してみたらいかがですか。   詳しい痛風治療方法は、こちらです。 「痛風は簡単に解消できます」