活性酸素について

活性酸素とは

酸素が電化したもの。非常に反応性富む酸素。 酸素分子がより反応性の高い化合物に変化したものの総称である。 一般的にスーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド)、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素の4種類とされる。 細胞を破壊し、老化を推進するものとして、最近着目されている。  

ミトコンドリアが発生する場所

体にストレスがかかると、ミトコンドリアで発生する。 ミトコンドリアは、細胞に1000個以上存在し、エネルギーを生産するところである。 ミトコンドリアの量が多いと、エネルギーの生産力が高く余裕が生まれるので、 強い肉体的、精神的ストレスがかかっても活性酸素は生じないことになる。 ミトコンドリアの量を増やすと良い。   ミトコンドリアは、母親から受け継がれた遺伝子ですが、太古の昔、別の生物として本体の細胞内に入り込み それが卵子を通して代々引き継がれるようになった。 つまり、別の生物の遺伝子情報がそこには入っている。  

活性酸素の働き

活性酸素は、生命活動に必要なエネルギーを生成するために必要不可欠なものです。 また、体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある。 白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃します。 血液は、この必要不可欠な酸素をヘモグロビンに乗せて身体中に送っています。  

活性酸素を悪玉呼ばわり

とても間違った認識です。 活性酸素は、必要不可欠なものです。 抑えるべきものではありません。 「活性酸素は、細胞を破壊し、老化を早める。」 これは、活性酸素の役割のいち側面を見ているに過ぎません。 確かに活性酸素は、DNAの破壊、老化の進行など悪い面があります。   でも、細胞が壊れて、また、再生されるということは、生命の自然な営みです。 新陳代謝はとても大切な機能です。 その機能を阻害するようなこと積極的にしては、いけません。   是非、認識を改めて欲しいです。 最近はやりの、水素水などまがい物で、一生懸命飲むなんて愚の骨頂です。   水素は、水にほとんど溶けません。   確かに、活性水素は反応性に富んでいるので、活性酸素を減らすことは十分に考えられますが、それは、体にとって必ずしも良いことではないでしょう。   我々のすべきことは、壊れた細胞を再生、修復してあげることです。   それこそが、豊かで、生き生きした目指すべき活動的な生活なのです。    

水素水は飲むな!

水素が体に良いという話は、先に述べたように、もともと体内で発生する活性酸素に対抗できる活性水素(水素ラジカル)が良いという話からきた。 活性水素が解けた水が体に良いという話も、別に確固たるエビデンスがあるわけでもない まったくもって効果が無いともなんともいえないですが、有意な効果はまったくないというのはハッキリしてる。   水素ラジカルならまだしも、水素自体が溶けている水が体に良いという話は一切根拠も実験結果(怪しいメーカーの怪しい自社実験はあるものの)も無く、話にならないオカルト商品です。 オカルトさはマイナスイオンより罪深い感じでしょう。そもそも水素は殆ど水には溶けない気体なので、それをわざわざ缶入りボトルに入れて売る理由が意味不明です。

水素は水に溶けないと学校で習わなかったのか!!

当然売り文句は活性水素水のものを適当にアレンジして使ってますが、どの分量を飲めばどういった効果があるのかは、活性水素水よりさらに不明。 悪質な業者の商品になってくると、水素を発生させるというタブレット(水素化カルシウム)が錠剤の中に入ってるとか冗談のような危険な商品もあるようです。 水素化カルシウムといった薬品は、有機化学の合成などにつかわれる禁水性の試薬で、水と反応して水素を放出するのですが、ものすごい熱を生じるので、飲むとかアホ以外の何物でもないと言えます。カルシウムが足りないからといって、お煎餅に付属の乾燥剤の袋をあけてガブのみしてるようなものです。    

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