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痛風の治し方
尿酸が生成されるのは、極めて、正常な人間の生命活動で、万人にとって、当たり前のことです。 特にプリン体を多く含む食事制限をする必要もありません。 もともと、プリン体は体内でも正常な人なら作られます。 尿酸の産生は、人間(ミトコンドリア)にとって毒素であるアンモニアを無毒の尿素に変換し排泄する必要があるからです。 尿酸が出来るのは、正常な生命活動の結果であり、全く、悪いことではないのです。 正常な人なら、尿酸は常に生成され続けなければなりません。 プリン体は、体内でも生成されるので、食事による摂取を過度に気にする必要は、全くありません。 ビールも飲んでください。 肉もイクラも食べて下さい。 但し、アルコールは、尿酸を生成し、且つ排泄を阻害するので、アルコールを飲む現代人は、痛風になる傾向があります。 まあ、それも、これから説明する処方をされれば、解決しますので、何も、気にする必要はありません。 どうぞ、気にせず、普通の生活をしてください。
人間は、尿素分解酵素を失った
人間の先祖は、尿素分解酵素を持っていた。 それにより、体内で尿酸を尿素とアンモニアまで分解していた。 他の多くの動物は、尿酸分解酵素を生成する遺伝子情報を持っている。 ところが、人間の遺伝子情報は、その部分が壊れてしまっているために尿素分解酵素が生成できない。 そのため、尿酸という形で、体外に排泄しなければならない運命となった。 アンモニアまで分解されれば、もっと簡単に体外に排泄できるが、それができないため、尿酸の排泄が十分に行われないと、尿酸が体内溜まることになった。 では、なぜ人間は、尿酸分解酵素を失ってしまったのか。 それは、ミトコンドリアにとって、アンモニアが毒であるからである。 ミトコンドリアは、酸素を取り入れて、アンモニアを老廃物として産生する。 そのアンモニアが細胞内に溜まると、酸素を取り入れる反応に悪影響を与えてしまう。 そこで、アンモニアの生成を抑えることで、ミトコンドリアの活動が活性化する種が有意となったのだろうか、 人間は、尿酸分解酵素を失ってしまった。 そして、その結果今、人間は痛風と戦うことになっている。
痛風を治すにはどうすればいいか
皆さんも、擦ってもおちないトイレの黄ばみに苦労した経験はありませんか。 その黄ばみが、便器にこびり付いた尿酸の結晶です。 これが、痛風の原因です。 その黄ばみを取るには如何したらよいか。 ご存知の人は、もうピンと来ましたね。 クエン酸と重曹を便器に加えると、尿酸は溶け出し、そのまま長時間放置するだけで、綺麗になるのです。 便器の場合は、寝る前に、クエン酸と重曹を便器に巻き、朝、流すということを数日繰り返します。 すると、びっくりするほど便器は綺麗になります。 つまり、クエン酸と重曹を加えることにより、尿酸は溶け出されるのです。 まず、これをトイレの清掃で実体験してみてください。 実際に清掃した人、私のことを、信じましたかね?
さあ、人体実験です
同じことを、自分にすればよいのです。 つまり、クエン酸と重曹を混ぜて溶かした水を作り、これを繰り返し飲めば良いのです。 注意: 必ず、食用のクエン酸と重曹を購入して飲んでください。 くれぐれも、洗浄用のクエン酸や重曹を飲まないでください。 体に悪い不純物が含まれているかも知れません。特に重曹には添加物が入っていることがあります。 食用でも、どちらも大変安価ですよ。 重曹は1日5gまでです。 まあ、目安ですから特に気にする必要はないでしょうが、何でも、摂り過ぎはいけません。 さあ、これで、長年関節等にこびり付いた尿酸を排泄することができます。 その後は、ビールでも何でも飲んで、食べて、人生をどうぞ謳歌してください。 科学的な説明は、いっさい省きましたが、つまり、尿がアルカリ性に傾き、酸性である尿酸が良くで溶けて、 ションベンといっしょに沢山体外に排出されるということです。 繰り返して言うと、尿をアルカリ性にして、尿酸を溶かして、尿といっしょに排出と言う原理です。 そうそう、水分は、たっぷり、取って、ションベンは沢山出して下さい。 でも、水分の摂りすぎもいけないので、十分に摂るという感覚です。 摂りすぎはいけません。 さあ、その後は、なんでも好きなだけ飲んで、食べて、楽しい人生を送りましょう。 また、この処置のときに、尿酸が沢山溜まっている人は、痛風が発症する可能性がとても高いです。私は、痛風の軽い発作や前兆を感じます。 軽度のときは、そのまま続けても構いませんが、重度の時は、クエン酸と重曹の処置をしばらく止め、治まってから、また、始めることを繰り返して下さい。 治癒するのに、2年位かかるという説もあります。 半年以上は、飲み続ける必要があると思います。 止める目安は、末端冷え性がなくなり、尿酸値が6.0以下になり、血圧も下がったときですかね。
クエン酸と重曹の溶液の作り方
クエン酸 192.124g/mol 重曹 84.007g/mol 反応式 上記のような反応で、クエン酸ナトリウムが生成されます。 この時出る泡は、炭酸ガスですね。 この反応が更に進むと、クエン酸三ナトリウムとなります。
3NaHCO3 + C3H5O(COOH)3 → Na3(C3H5O(COO)3) + 3CO2 + 3H2O
反応比は重曹3モルに対してクエン酸1モルですので、重曹5gに対しては、クエン酸3.8gになります。クエン酸の方が少し少なめですね。 クエン酸ナトリウムは、20mlの常温の水に約1g溶解するので、200mlの水にクエン酸と重曹を溶かして、飲めば適量摂ることができます。 この溶液のpHは、8~9 お小水のpHは、4~8位です。 お小水のpHが、6.5~7.5くらいになるのが良いでしょう。 私が購入したクエン酸と重曹です。 大洋製薬 食添クエン酸 500g タイヨー 食添 炭酸水素ナトリウム 500g 因みに私は、オレンジジュースやグレープフルーツジュースに混ぜて飲んでます。 とても、飲み易いですよ。
ウラリットUralytで調整
さて、このような調合しながら飲むより、調整された出来合いものを飲みたい人は、 これを買って飲むのが良いでしょう。
ウラリット
(ケミファ,ユーシービー,鳥居) Uralyt:1g中クエン酸カリウム463mg,クエン酸ナトリウム390mg 錠:Uralyt 1g=2錠 ウタゲン,トロノーム,ピナロック 〔酸性尿の改善〕 1回1g又は2錠 1日3回 *尿検査でpH6.2~6.8の範囲に入るように投与量を調整する 〔アシドーシスの改善〕 1日6g又は12錠 分3~4 *年齢,体重,血液ガス分析結果等から状況に応じ適宜増減 主として代謝産物の重炭酸塩(HCO3-)が,生体において塩基として作用することに基づくと考えられる.尿アルカリ化薬として,酸性尿改善だけでなくアシドーシス改善にも有効.クエン酸カリウムとクエン酸ナトリウムを1:1のモル比で含有するため電解質バランスに影響を及ぼさない
クエン酸カリウム1080mg(カリウム10meq) これは、クエン酸カリウムとクエン酸ナトリウムが等モルづつ配合されているので、体にとってバランスが良いでしょう。 自分でクエン酸と重曹を配合するのが、面倒な人や、体のバランスを考える人はこれを購入して飲むのが良いかも知れません。 しかし、何故、こんなに値段が高いのだろう。 材料費から考えると、信じられない値段ですね。 2錠で1gじゃ、一日5g摂ろうとすると一日10錠。 10日で終わってしまいます。 そもそも、何故、これが医薬品なんだろう。