α-GPCの歴史

大豆レスチンから始まる

大豆レシチンとは、大豆に含まれる物質の中でも不飽和脂肪酸のことです。 大豆レシチンは、細胞膜を作る重要な成分です。 お肌や内臓、脳や神経など、体のあらゆる細胞膜に働きかけ、細胞を正常に保とうとするため、「若返りの栄養素」とも呼ばれています。 レシチンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種で、水になじむ特性と油になじむ特性の両方を持ち合わせています。 この特性から、天然の乳化作用の役割を担っております。  

α-GPCの精製

アルファGPCは、レシチンを精製した成分で、グリセロホスホコリンと言われる栄養成分です。 大豆レシチンの分離方法が確立しつつある1930年代ごろから、これの不純物を取り除いたり、更に他の成分を精製する方法の研究がヨーロッパで始まりました。 アルファGPC(L-α-グリセロホスホコリン)の分離精製方法も戦後から研究され続け、近年では利用方法においての様々な研究が盛んになっています。 研究の成果から、高品質で高純度なアルファGPCの精製が可能になり、その高い吸収性などの特質から、最も効率のよいコリン補給剤として、サプリメントとしての利用が始まったのです。   アメリカの医学博士・パリスキッド氏は、著書『GPC(グリセルホスコリン)』で学術的に“アルファGPC”が成長ホルモンの分泌を促進すると発表して話題を読んびました。   国内では、2009年の食薬区分改正以降まだ歴史の浅い素材だが、生体利用効率が良いなどの利点から近年機能性素材として注目が高まっている。 なかでも成長ホルモンの分泌促進機能を有することから、美容・アンチエイジング素材として採用されているほか、アセチルコリンの前駆体でもあることから認知症等脳機能対応素材としても引き合いが多い。   α- GPCは、天然成分(ヒトの生体正常成分)であり、高い安全性が確認されているほか、国内外で臨床試験・薬理試験を含め数千に及ぶ研究がされ、多くの機能性が確認されている。  

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