高負荷筋トレ

成長ホルモンの分泌のトリガーとなる一つの物質は乳酸と言われてきました。 有酸素運動は乳酸をあまり発生させないのですが、 筋力トレーニングや加圧トレーニング(血流を制限して、酸素を遮断)など、いわゆる無酸素運動と呼ばれる運動は、成長ホルモンを多く分泌させます。 無酸素運動で乳酸が多く発生するのは、体内のグリコーゲンを乳酸に分解することによって、一時エネルギーを作り出すためです。 そして、同じ無酸素運動でもより多くの乳酸を発生させるのは筋肉によって血管を押しつぶす高負荷のトレーニングなのです。 例えば、加圧ベルトを腕の付け根部分に巻き、ベッドに足を乗せ、手を床につけて負荷をかけ、腕立て伏せをする。 このようなトレーニングで、筋力アップ、成長ホルモン分泌増加することができます。