月: 2016年5月

無酸素運動

高負荷筋トレ

成長ホルモンの分泌のトリガーとなる一つの物質は乳酸と言われてきました。 有酸素運動は乳酸をあまり発生させないのですが、 筋力トレーニングや加圧トレーニング(血流を制限して、酸素を遮断)など、いわゆる無酸素運動と呼ばれる運動は、成長ホルモンを多く分泌させます。 無酸素運動で乳酸が多く発生するのは、体内のグリコーゲンを乳酸に分解することによって、一時エネルギーを作り出すためです。 そして、同じ無酸素運動でもより多くの乳酸を発生させるのは筋肉によって血管を押しつぶす高負荷のトレーニングなのです。 例えば、加圧ベルトを腕の付け根部分に巻き、ベッドに足を乗せ、手を床につけて負荷をかけ、腕立て伏せをする。 このようなトレーニングで、筋力アップ、成長ホルモン分泌増加することができます。  

筋肉の老化

なぜ加齢により筋肉量が減るのでしょうか? 加齢とともに筋肉量が減少するのは、筋繊維の数が減って筋委縮が生じるためです。 特に「速筋繊維」の委縮は顕著。 個人差はありますが、40歳位から委縮は始まっています。 筋肉は加齢とともに、筋肉を構成する筋繊維数の減少と筋繊維自体が萎縮してしまうことによる、筋肉量の低下がみられます。 加齢による筋変化は筋繊維自体の変化よりは筋肉量の減少が主で、加齢に伴う筋力低下の本質は筋萎縮です。 筋肉の重量は、成人で体重の約40%に達します。個人差はありますが、年齢と筋肉量の変化について、40歳から年に0.5%ずつ減少し、65歳以降には減少率が増大され、最終的に80歳までに30%から40%低下がみられるといわれています。 それに対して加齢による筋力の変化は筋肉量の変化より遅れて、50歳まで維持され、50歳から70歳では10年間に15%ずつ減少するといわれています。 瞬発的に大きな力を発揮する「速筋繊維」が主体で衰えていくため、 年とともに機敏な動作が苦手となりゆっくりとした動作となっていくのですね。 したがってウォーキング、ランニングのような持久的なトレーニングも必要ですが、 すばやい動作を行うためには、筋トレも必要なのです。 男女とも体幹部、全身と比較して下肢では減少が大きく、50歳で約10%、 80歳で約30%も減少してしまいます。 「老化は足から」と言われているように、若さを保つために足を鍛えていきましょう。 また60歳を過ぎるとどの部位においても急激に減ってしまいます。維持できるように、活動量を高める生活を送るように、 若いうちから習慣づけていくようにしましょう。
 

メラトニン

睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニン

松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンです。 体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。また、体内時計からの信号で、メラトニンの分泌が止まります。 メラトニンは目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令が出て再び分泌されます。 徐々にメラトニンの分泌が高まり、その作用で深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになります。 このメラトニンは眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつです。 メラトニンサプリメントは睡眠導入剤に比べて副作用が少なく、 安全に入眠を促す効果があるサプリとして不眠症の人などに特に愛用されています。 ただ、日本では医薬品指定のため市販はされておらず、 現在ではサプリ扱いのアメリカなどから個人輸入で購入することが一般的です。 メラトニンサプリを常用すると、人が自ら体内でメラトニンを生成する力が衰えてしまうそうです。

つまりメラトニンサプリメントを常用することによって、 自力で眠りにつく事が出来なくなってしまう恐れがあると言うことなのです。

ですから摂取するのであれば、あくまでも短期的でなければならなく、長期の使用はリスキーです。

HGAスプレーをすると、眠くなる。

つまり成長ホルモンによっても、メラトニンが誘導されるのです。

HGAスプレーが一番ですね。

NMN 効果報告

若返りは不可能ではない。

NMN=βニコチン アミド モノヌクレオチドは、ビタミンB3から作られる化学物質で、細胞死に関係するサーチュイン遺伝子を活性化させ、細胞を修復する。 ハーバート大学のデビッド・シンクレア教授らは生後22カ月のマウスの細胞にNMNを投与した。 すると生後6カ月の細胞のように活発に活動を始めたという。 これは人間に換算すると、60歳から20歳への若返りに相当する。 ほかにも投与したマウスの寿命が約16%延びたり、人工的に糖尿病にしたマウスの血糖値が正常化するといった若返り現象や目の疾患や難聴、肝臓や心臓を守る作用が確認されている。 私たちの体の中には、長寿遺伝子があります。 この長寿遺伝子はサーチュインと呼ばれ、生物の老化を防止し、寿命を延ばすと言われています。 このサーチュイン遺伝子は誰もが持っており、活性化することで人類の平均寿命は100歳を超えるという説もあります。 「サーチュイン」とは体内で重要な役割を担っているタンパク質のことで、このサーチュイン遺伝子がONになると細胞内で指揮者のような働きをし、活性化されると細胞内の小器官「ミトコンドリア」の量が増え、老化要因を抑える効果があると考えられています。 つまり、サーチュイン遺伝子を活性化することができれば最強のアンチエイジング、つまり若返りにつながるのです。 そして、その「サーチュイン遺伝子の活性化」を促進してくれる成分が、「NMN」なのです。 NMNは脳間(脳視床下部、脳下垂体)に作用すると言われています。 脳間を通じて神経伝達回路の速やかな改善により、人体の老化で衰えた総ての内臓器官を神経伝達回路を改善し、より正常に機能を開始させ、併せて免疫力向上、脳全体の神経伝達回路の改善、男女共に不妊治療(男性は精子の正常化、女性は卵子皮膜の柔軟化)、筋肉、骨の強化が行われると言われています。骨折や創傷の治癒力の向上も期待出来ます。 また、脳下垂体、脳視床下部からの指令によりホルモンバランスの改善により肌を整える効果(保湿、シミシワ改善)、メラトニンの増加に伴い睡眠の改善などの作用があると言われています。脳間への作用は極めて微量のNMNでも効果が期待出来ます。 しかしながら、NMNが含まれるナイアシンをはじめ、ビタミンB2、B6、葉酸は、大量摂取による過剰症が出る恐れがあると言われています。 ナイアシンを大量摂取した場合、一時的な顔の火照り・紅潮や、痒みが一時的に出るという「フラッシング症状」が起こることがあります。 また、ひどい過剰症になると、吐き気や便秘・下痢などの胃腸障害、肝機能障害を起こし、まれに劇症肝炎を起こす危険性があるようです。

まあ、今のところは、分からないところが多いし、あの嘘つきNHKが放送したのだから、安易に鵜呑みにしない方がいいが、NMNが長寿に何らかの効果があることは確かなようだ。

   

サーチュイン遺伝子とは

サーチュイン遺伝子って何?

  サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされる。 サーチュイン遺伝子の活性化により合成されるタンパク質、サーチュイン(Sirtuin)はヒストン脱アセチル化酵素であるため、ヒストンとDNAの結合に作用し、遺伝的な調節を行うことで寿命を延ばすと考えられている。 つまり、サーチュイン遺伝子とは、タンパク質、サーチュインの合成に関与する遺伝子のこと。   NHKが取上げて放送した結果、高価なサプリが売れているらしい。(一般大衆は単純だよね) 2015年1月3日から放送されているNHKスペシャル『NEXT WORLD 私たちの未来 』。 「不老不死」をテーマにした第2回目の放送で紹介された成分「NMN」への注目が高まっている。 NMNは、「長寿」に関係する「サーチュイン遺伝子」を活性化させる働きがある成分だ。 サーチュイン遺伝子の寿命延長効果は、酵母・線虫・ショウジョウバエで報告されています。 ガレンテ教授の実験では、サーチュイン遺伝子を活性化させたことで、ショウジョウバエの寿命は30%延び、線虫の寿命は50%延びたのだそうです。 しかし、これらの実験結果に否定的な報告や意見もあり、このサーチュイン遺伝子が持つ生物の寿命延長効果は、まだ確定しているわけではありません。

要するに、今、分かっていることは、NMNがサーチュイン遺伝子を活性化させる作用があることです。

  レスベラトロールによる活性化効果については、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの研究チームによって否定されている。

NMNで若返りって何?

NMNとは

nmn_kiso_680_280 ビタミンB3(ナイアシン)の一種。 ニコチンアミドモノヌクレオチドの略。

ビタミンB3の一種だから、体内では生成されないのか?

ビタミンB3は、別名「ナイアシン」と呼ばれている栄養素で、サプリメントにはだいたいナイアシン(Niacin)と書かれています。 ビタミンB3は水溶性ビタミンの一種です。 糖、脂肪、タンパク質などの代謝に必要不可欠な栄養素で、皮膚や粘膜の健康に深く関わりがあります。 また、「摂り過ぎは良くないけれども、足らなさすぎても良くない」という少々小難しい栄養素です。

なんか、摂り過ぎもいけないビタミンB3の一種であるNMNも摂り過ぎはいけないのではないかと想像してしまうが、NMNは、そうではないのだろう。

 

ビタミンB3を多く含む食材

含有量が多い順にランク付けしてみました。 魚介類に多く含まれているのがよくわかる結果となっていますね。 第1位 まいたけ(64mg) 第2位 たらこ(50〜60mg) 第3位 インスタント珈琲(50mg) 第4位 かつお節(45mg) 第5位 めんたいこ・かつお(20mg) 第6位 煮干し・落花生・バターピーナッツ・干し椎茸・レバー(牛/豚)(17mg) 第7位 さば・いわし(15mg) 第8位 鶏ささみ(12mg) 第9位 さんま・ぶり・わかめ(10mg) 第10位 エリンギ(8mg)  

調理方法

ビタミンB3は水溶性ビタミンの一種です。 また、熱に対して強い性質を持っていることから、ビタミンB3を多く含む食材を調理する場合、加熱調理をしても消失することがありません。 ただ、魚介類を調理する場合は、水溶性なので煮汁と一緒に捨ててしまうことになりかねません。 できるだけ使い切る調理方法が良いと思われます。   「長寿」に関係する遺伝子である「サーチュイン遺伝子」を、活性化させる働きがあるといわれる。    

ストレスとホルモン

ストレスでコルチゾール(ホルモン)分泌が変化する。

代表的なホルモンは、コルチゾール。

<コルチゾールの働き>

  • 肝臓での炭水化物や糖の代謝
  • 筋肉でのたんぱく質の代謝
  • 脂肪組織での脂質の代謝
など、さまざまな栄養素の代謝に関与しており、人の免疫機能への作用や抗炎症作用などを持つ人間にとって大切なホルモンで、分泌不足でも分泌過剰でも健康に影響を及ぼしてしまいます。 コルチゾールの過剰分泌は血糖値を上げてしまいます。 コルチゾールは別名「ストレスホルモン」とも呼ばれています。 日常生活でストレスを受けると、コルチゾールが分泌され、ストレスをコントロールし、私たちの体を守ってくれます。 しかし、一般的な成人のコルチゾールの1日の分泌量は約20mgに対し、大きなストレスや慢性的なストレスがかかると1日200〜300mgも分泌量が増加するため、コルチゾールの糖新生の促進作用や、インスリン抵抗性が強まり、その結果血糖値を上昇させます。 糖尿病患者さんのように血糖コントロールを行っている人は、ストレスによりコルチゾールが増加してしまうと、血糖コントロールが困難になり、糖尿病を悪化させるおそれがあります。 糖尿病治療においては、食事療法や運動療法とともにストレスコントロールも大切と言えます。

コルチゾールには「インスリン抵抗性」があることも医学的によく知られています。

「インスリン抵抗性」とは、インスリンに対する感受性(インスリン受容体と結合しようとする結合親和性)が低下し、インスリンの作用が十分に発揮できない状態のことをいいます。 上昇した血糖値を膵臓から分泌されるインスリンが下げようと働きますが、これをコルチゾールはインスリン抵抗性によって抑制するため、血糖値がうまく下がらず、糖尿病を誘発したり、症状を悪化させてしまうおそれがあるのです。 ストレスは、確かに難敵ですね。 コントロールが難しいから。 ですが、ストレスにより、ホルモン分泌が変化し、身体に異変を生じることをしっかり理解しておくことが大切でしょう。  

視力回復には

熟睡

熟睡しないことには、成長ホルモンも分泌されないし、 目の壊れた組織も再生されない。

十分に目を休めさせる意味でも、睡眠はとても大切。 だから、メラトニンの分泌は加齢と共に減少するが、睡眠ホルモン(メラトニン)の活性化は、 非常に重要だ。   いつも、朝目覚めた時は、視力が良いことが多い。 それは、視神経や毛様体筋が夜に再生、修復されるからだろう。

そして、日中、目が疲れると視力は落ちる。   後、必要なことは、タンパク質をしっかり摂ること。   成長ホルモンを分泌させるHGAスプレーなどのサプリは、必要不可欠です。 成長ホルモンが不足していては、目の機能は再生されない。   もっと目が良くなりたい。  

最近の視力回復トレーニング

私の発案の方法は、一点集中前後トレーニングです。 内容は以下の2つの記事に詳しく書いてあります。 1、視力回復のトレーニングと自律神経 2、視力回復トレーニングとスマホ    

でも、あまり効果はない気がしている。

ブルーライトで終に回復してきた

(2017年12月30日追記) 超音波治療器は、確かな効果がありませんでした。 だけど無理して、メガネの度数を徐々に下げ、頑張って視力回復トレーニングをしています。    「超音波治療と視力回復経緯」  

やはり、これもあまり効果がない気がしている。

(2020年1月17日追記)視力回復するためには、ブルーライトを長時間目に当てることです。ライトの強さはある程度必要です。これを毎日実践していると徐々に視力は回復してきます。ほんと、徐々にですけど。「ブルーライト視力回復法

歯周病と糖尿病

歯周病は糖尿病の一因

歯周病と糖尿病は全く違った病気です。 しかし、以前から歯周病は糖尿病の合併症の一つであると言われてきました。 それはなぜなのでしょうか。歯周病と糖尿病の関係として以下のことがあげられています。 ・糖尿病の人が歯周病である確率は通常の人に比べ約2倍 ・糖尿病患者は歯周病が重症化しやすい傾向がある ・糖尿病の罹患期間が長い人ほど歯周病の罹患率が高い ・血糖値がよくない人ほど歯周病が重症化しやすい ・歯周病が重症化しているほど血糖値がよくない ・歯周病の人は糖尿病でなくても糖尿病の危険があることが多い ・糖尿病の人が歯周病をしっかり治療をすると血糖値が改善される 以上の事から、歯周病と糖尿病は何らかの繋がりがあると見ることができます。 思うに、歯周病菌の繁殖が糖尿病を引き起こしていると考えるとこれらの事実を説明できる。 歯周病菌は、口から胃、腸へと行き、腸内フローラの構成を変えてしまうほど繁殖力が強い。 この腸内フローラの細菌構成が糖尿病と関係していることが、最近分かってきた。

歯周病菌は、糖尿病を誘発する因子であるのだろう。

皆さん、歯周病を治しましょう。