ダウンエイジング (Rejuvenating)

Antiaging 時代は終わった。今や、ダウンエイジング(Rejuvenating)時代だ。何故なら、全ての細胞、器官は再生可能だ。即ち元来、人には若返る力がある。だから将来、不老不死の時代になるという人も居る。多分そうなるに違いない。

動脈硬化って名前が変

動脈硬化が問題か?

動脈硬化が血管疾患の原因ではない。 心筋梗塞も脳梗塞もくも膜下出血も、脳出血も、決して動脈が硬くなったために起こっている疾患ではない。

なのに、何故、動脈硬化と呼ばれるのだろうか。

昔、まだ、血管疾患のことが良く分からなかった時代に名づけらえれた名前が残っているのではないか。 アテロームやプラークで出来た内膜の隆起が血管を狭めることが問題なのであって、血管が硬くなったことが根本的な問題ではない。 くも膜下出血などの出血系も、アテロームやプラークが出来てた結果として、血管から血が出ている。

動脈厚化と呼んだほうが適切だろう。

つまり、単純に老化による血管の硬化が問題なのではなく、アテロームのように脂肪や油が溜まったり、歯周病菌などにより炎症を起こして、主に血管の内壁が隆起するのが問題なのである。 問題は、血管の炎症などによる腫れである。 歯周病菌は、口腔から、食道、胃を通って、腸に運ばれると、腸内細菌叢の構成を変化させ、腸内の透過性が増し、歯周病菌を体全体にいき渡せていることが、最近の研究でわかった。 先ず、根本原因である歯周病を完治させることが、とても大切なことです。 これだけで、全てが解決する訳ではないでしょうが、必ず心疾患や脳血管疾患の確率を下げ、予防に繋がるはずです。 歯周病を軽視せず、撲滅に努力してください。   血管の検査には、以下のようなものがあります。

血管年齢測定器 PWV検査(脈波伝播速度検査)

PWV検査は、血管の状態を調べる機器。 横になって両手足に血圧計のカフを巻き、血圧、血流の速度を調べるというもの。 血管年齢を測ることで自分がいま、どんな状態なのかが分かる。 グラフでいま、どこに位置しているのかが重要。 血管年齢が実年齢より高くても血管アンチエイジングを行えば、血管年齢を下げることができるといいます。ただし個人差が大きく、すぐに血管年齢が下がる人もいればなかなか下がらない人のいるそうです。 PWVの検査費用(目安)¥400程(3割負担) これは、血管の狭窄の検査かなあ。

FMD検査(血管内皮機能検査)

FMD検査は、超音波装置で、血管の伸縮を見る検査。これで動脈硬化になる前の血管の機能低下ををみることができるというもの。動脈硬化になる前の段階から血管の健康度が分かるのでこの検査で悪い結果が出ていたら予防対策ができる。 検査方法は、10分間横になり超音波装置をあてるだけの簡単な検査。 FMDの検査費用(目安)¥600程(3割負担)

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